私家版・アカデミー賞作品賞予想!
2005年 01月 16日
辞書片手では、情報を集められる量なんて高が知れていますものね。
でも、半分くらいしか読み解けないとしても熱気だけは伝わってきますので、映画ファンのひとりとして、せめて発表直前の生の雰囲気だけは味わいたいと思います。
最初からバレバレだった去年と比べると、今年の作品賞は実に豊作で予想が伯仲し、どのサイトもますます過熱気味に沸騰している感じです。
僕もメモ用紙片手に各サイトを見て回って、出てきたタイトルを「正」の字にして数え上げ(以前アメリカ人にこの五進法の数え方を教えたら、日本文化の奥深さに感動して絶句していました)、それぞれの作品の注目度を見てみました。
それにしても最近は原題をそのまま使う例が多いので、あちらのサイトを検索する時には本当に楽になりました。
以前は、原題が分からないまま、とんでもない意訳的な日本名タイトルなんかが付いてしまうと、英→日、日→英のどちらも、さっぱり見当がつかなくなってしまいましたから。
それに今年は未公開作品も結構あったりで、そのまんまの検索ができますから、きっとこういうのを「不幸中の幸い」とでもいうのでしょうか。
とにかく、検索し多く取り上げられている順にタイトルをピック・アップ(上位10作品に絞りました)、総数に対する%を計算してみました。
アビエイター(18.5%)、
Million Dollar Baby(18.5%)、
Sideways(16.6%)、
ネバーランド(12.0%)、
レイ(9.2%)、
エターナル・サンシャイン(8.3%)、
華氏911(4.6%)、
Hotel Rwanda(4.6%)、
LOVERS(3.7%)、
Vera Drake(3.7%)、
という結果になりました。
消去法でいくと、華氏911、Hotel Rwanda、LOVERS、Vera Drakeが脱落し、5番目のノミネートの椅子を、レイと、エターナル・サンシャインが争うというきびしい図が予想されますね。
そして本命は、やはり伯仲のアビエイターとMillion Dollar Babyの直接対決、そして、インディーズとはいえ全米の多くの批評家から絶賛されたSidewaysがどこまで食い込んでいくか、というところでしょうか。
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