全米監督協会賞ノミネート発表!
2005年 01月 13日
選出されたのは、やはりマーティン・スコセッシ監督(アビエイター)をはじめ、クリント・イーストウッド監督(ミリオン・ダラー・ベイビー)、マーク・フォスター監督(ネバーランド)、テイラー・ハックフォード監督(レイ)、アレクサンダー・ペイン監督(サイドウェイズ)の5名でした。
この中から最優秀監督賞が1月29日に行われる授賞式で発表されます。
過去56年の歴史のなかで、全米監督協会賞受賞者がアカデミー賞監督賞に輝いたケースは50回。
今回のノミネートの中では、イーストウッド監督が93年に「許されざる者」で受賞、ハックフォード監督は82年の「愛と青春の旅だち」でノミネートされています。
そして、これまで「タクシー・ドライバー」、「レイジング・ブル」、「ギャング・オブ・ニューヨーク」などで過去に5回全米監督協会賞にノミネートされ、そしてアカデミー賞に4回ノミネートされている巨匠スコセッシ監督に、いまだ受賞経験はありません。
ちなみに、この時期に、幸先のよいこんなニュースが入ってきました。
マーティン・スコセッシ監督がレオナルド・ディカプリオとともに、フランス最高の文化勲章を授与されたというニュースです。
スコセッシ監督は、40年の映画キャリアを称えられ、1802年にナポレオン皇帝が創設したレジヨン・ドヌールを受賞し、ディカプリオも文化勲章を受けたそうです。
スコセッシ監督は、「このような名誉を受け、とても光栄で言葉が見つからない」と感激し、「50年代後半から60年代、70年代にかけてのフランス映画は、私にとって大いに刺激となった」とコメントしています。