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世界のあらゆる映画を偏執的に見まくる韜晦風断腸亭日乗


by sentence2307
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日本カーリング選手権 予選リーグ

ここのところ連日、「日本カーリング選手権」の予選リーグ(ただし女子戦だけです、スミマセン)をテレビ観戦しています。

たぶん、コロ・ソラーレがらみでずっと試合を見てきたこともあって、コロ・ソラーレの出足の不調さが一層その印象を強めたのかもしれません、4強といわれているその他の3チーム(中部電力、北海道銀行、富士急)の強さが今回はとても際立っていて、「彼女たち、こんなに強かったっけ」という意外な感じを持ちました。

試合を中継放送しているBSの解説者は「4強の各チームの実力は拮抗している」といっていましたが、「拮抗」どころか、この3強チームに対しては、戦っているうちのある部分では「伯仲している」とか、もしかしたら「圧倒されている」といってもいい部分が幾度もあったように思いました。

僅差でかろうじて勝利した富士急戦や昨夜の北海道銀行戦も、あるいは、中部電力戦のように「僅差で敗退」という可能性だってなかったとは言えないくらいの「拮抗」ぶりだったと思います。

しかし、これは自分が、いつのまにかコロ・ソラーレ側から観戦してしまっているからそう思うだけで、客観的に見れば、富士急戦と北海道銀行戦では、最後の決めどころでスキップの微妙な寄せの緻密な投てきに差がでたとも言えるわけで、そのことを正当に評価すれば、藤澤選手の調子がだんだん上がってきた証拠でもあり、「遅れてきた藤澤選手」が3強チームとどう渡り合うか、決勝までの戦い(そこまでいくと信じています)が大いに楽しみになってきました。

そうそう、昨日の北海道銀行戦で意外に思ったことがありました、第10エンドで最後の投てきに入る際、まだ試合がどうころぶか分からない緊張するところで、藤澤選手がリラックスして微笑していたのがとても印象的でした。

中部電力時代、誰にも頼れずプレッシャーに圧し潰されたかつての藤澤選手とは雲泥の差です、なんか、「一勝」とか「一敗」なんかに捉われることなく、目の前にあるその瞬間の「勝負」に掛ける「勝負師のふてぶてしさ」を見た感じがしました、そういってしまえば、他のチームのスキップや選手たちだって、そういうことは言えるわけで、アスリートに対して、こんなこと、いまさらいうようなことではないのかもしれませんが。

この後、2月16日(土)に決勝に進出する2チームのふるい落としがあり、17日(日)にいよいよ決勝戦が行われるそうです。とても楽しみです。


さて、前回、「ミステリーゾーン」のなかで、うっすらと記憶に残っているふたつのストーリー(片方は「世にも不思議な物語」の可能性もあります)について書いたところ、そのうちのひとつについてyazakiさんからご教示をいただき、そのタイトルが「The Midnight Sun」(ふたつの太陽)であることが分かりました。

そこでさっそく、you tubeで動画検索して見てみました。

なるほど、自分の記憶では主人公は「男性」とばかり思っていたのですが、ほんとうは画家志望の女性だったんですね、しかも妙齢な美人。

自分の記憶とすり合わせながら、実際の内容を書きとってみました、こんな感じです。

【内容】
なぜか地球の軌道が変動して太陽にゆっくりと近づいるという事態になっています。
ニューヨークのアパートに住む住民たちは、気温の低い地を求めて北か南のどちらかにどんどん非難を始めています。しかし、若い画家のノーマ(ロイス・ネットルトン)とブロンソン夫人(ベティ・ガード)だけが、このアパートを離れずに残ることを決心します。
真夜中だというのに、ノーマが暮らす部屋には真昼のように日が照りつけていて、すでに気温は43 °Cも上昇しています。
このアパートにふたりだけになったノーマとブロンソン夫人は、お互いに助け合おうと誓い合っています。
もはや街には人の姿はなく、水不足のために厳しい給水制限が実施されていて、電気も徐々に消されている状況のなかで、食物と水は途絶え始めています。
ラジオからは、警察が街を捨てたことを報じており、町に残った市民は略奪者から自分を守らなければならないと伝えています。さらに、「あなたは歩道の熱で卵焼きをつくることができるし、海洋の熱でスープを温めることだってできるよ」と冗談をとばしたあと、怒りの言葉とともに放送が不意に途切れます。
温度は49 °Cまで上昇し、ノーマとブロンソン夫人は、耐え難い暑さに次第に衰弱していきます。ノーマがなにげなく窓枠に触れると、そこは火傷するほど熱していました。
ノーマの描く絵が、太陽と燃え上がる都市の絵ばかりなので、ブロンソン夫人は精神的にも不安定になっていて、彼女に冷たいテーマの絵を描いてくれるように懇願し「もう太陽の絵は描かないで、たくさんよ!」と叫びます。
ブロンソン夫人がカギをかけ忘れた屋上の非常口から略奪者(トム・リース)が侵入してきて、あわててノーマの部屋に逃れますが、略奪者は外から大声でドアを開けるように脅し付けています。
ノーマは、護身用の拳銃を構えて、立ち去らなければ発砲すると逆に脅します。やがてノーマは略奪者が立ち去ったものと判断してドアを開けた途端、男が侵入してきて彼女の銃を奪い、彼女の水を奪って飲みます。水を飲み終わったあとで、彼女たちのおびえる様子をみた男は冷静になり、この耐え難い暑さと渇きのためにこんなことをしてしまったことを男は詫びて許しを請います。この暑さのために妻が死に、生まれたての赤ん坊が残されてしまったことを告げ、ノーマの許しを乞うて部屋から出ていきました。
熱暑のためにすっかり衰弱したブロンソン夫人を励まし慰めるために、ノーマは緑豊かな山の中にある滝の絵を見せます。
ブロンソン夫人は、その滝の絵を見て、滝の飛沫が本当に跳ね返ってくると錯乱して狂喜します。
温度は54℃まで上昇して、温度計の上限のメモリを超えて破裂してしまい、ノーマはもはや立っていることができません。油絵のペイントは高熱のために溶けはじめるのを見て、ノーマは絶叫し、意識が朦朧となっていきました。
ノーマは自分の部屋のベッドで目を覚まします、窓は降りしきる雪に閉ざされ真っ暗で、温度計の気温は−23 °Cを指しています。高熱で寝たきりの状態にあるノーマを、ブロンソン夫人と医師(ウイリアム・キーン)が看病しています。
ノーマは、太陽に近づきすぎて暑熱で焼け死にそうになったのは、自分の高熱が見させた悪夢にすぎなかったのだと、はじめて理解します。
事実、地球の軌道が変動したために太陽から遠ざりはじめていて、世界はゆるやかに凍死しつつあることに気が付いたのでした。

(1961.11.17)監督アントン・リーダー、脚本ロッド・サーリング、
出演・ロイス・ネットルトン(ノーマ)、ベティ・ガード(ブロンソン夫人)、トム・リース(侵入者)、ウイリアム・キーン(医者)、ジェイソンウィングリーン(シュスター)、ジューンエリス(シュスター夫人)


こんな感じで「ミステリーゾーン」や「ララミー牧場」など「アメリカTV映画」についてあれこれ検索して遊んでいたら、ある通販サイトから、さっそく「ベン・ケーシー」のDVDのご案内というのが送信されてきました。

確かに、自分の書いたそのリストの中には「ベン・ケーシー」も含まれています。しかし、ビッグ・データかなんだか知りませんけれども、そういうかすかな書き込みも見逃さずに瞬時に売り込みを掛けてくるとは、いやあ、その商魂、実にたいしたものです。

でも、こういう抜け目のないリアクションを目の当たりにすると、自分のテータがどこかで蓄積されているようで、なんだか逆に怖くなる部分てありますよね。

だってほら、たまにですが、発作的にムラムラッときて、つい「出来心」で(ホントですよ!)気まぐれにエッチ系の検索などをかけてしまうなんてこと、よくあるじゃないですか。

そういう発作的な書き込みも見逃さずにゲットされ、集中的にしつこくメール攻勢をかけてきて、当方ではハナからそんなもの相手にせずに当初は無視し続けても、それが何百回・何千回目と波状攻撃されて来る日も来る日もメール攻撃されたら、そのうちにうんざりして「この購入ボタンをクリックさえすればこの苦しみから逃れられる・楽になれるのだ」と心理的に追い詰められ(ことさら自分などは、そういうプレッシャーには人一倍弱いときています)、ついに根負けして、「購入」のボタンを押してしまうなんてことは大いにあり得ることだと思います。

しかし、一面、そういの「あくどい商魂」とはいっても、当方にまったく非がないかといえば、そうでもありません、そもそも、最初に会員登録とかメルマガ登録をしなければ、ハナからそんな売り込みを掛けられることもないわけで、自分的には「情報」だけ欲しいと考えている「いいとこ取り」の負い目もあり、なのでなんとも言えず、たいへん難しいところでもあります。

でも、なんで、このような言い訳がましいことをグダグダ書いたかというと、送信されてきた「ベン・ケーシー」のDVDの売り込みメールに詳細なリストが添付されていたので、とっさにこれ幸い「これは使えるな」と思う本能的なリアクションに、「やっば、メルマガ登録をやめられずにいる理由があるのかもしれない」と思い当たった次第です。

そこで、このリストを眺めながら、せめて自分の遠い記憶にあるタイトルと付け合わせながら楽しもうと思ったのですが、なんか「これって、少なすぎないか」という印象を持ちました。

この「ベン・ケーシー」のDVDですが、シーズン1、2、3とあって、ひとつのシーズンは18話(DVD 9枚組・18話収録)しかありません。「18話って、なに?」という感じです。

ちなみに、シーズン2も18話、シーズン3は16話となっていますから、しめて52話ということになります。

こういってはなんですが、自分的には、「50音順配列」というものに大いなるこだわりを持っているモノですが、そんなことより、はるかに「整合性」という部分にこそ大いなるこだわりがあります。

ここは、どうしてもwikiに頼るしかありません。この「ベン・ケーシー」について、wikiではこんなふうに解説されていました。

「(ベン・ケーシーは)1961年10月2日から1966年3月21日まで、アメリカABCで1話60分、全153話が放送された。日本でも1962年5月4日から1964年9月25日までTBS系列で放送されて、最高テレビ視聴率が50%を超えて大ヒットした海外ドラマである。」
153話と52話じゃ、差し引き100話も差があるじゃないですか。ダメだ、そんなの!
そもそも、このDVDに「シーズン1、2、3」などと書いてありますが、これだって信憑性があるのかどうか、大いに疑問です。

そこで考えました、IMDbでシーズン1のタイトルすべてを検索して、このDVDのタイトル18話を当て嵌めてみようかと。まあ、なんですよね、こんなことしているわけですから、いくら暇とはいえ時間がいくらあっても足りません。足りるわけがありません。なんのためにこんなことをしているのか、自分で自分が分からなくなることもありますが、いよいよ何も分からなくなったら、そのときは自分の胸に「HELP」とか書こうかと思っているくらいなので、そのときはよろしくお願いします。

しかし、まあ、IMDbでシーズン1のタイトルすべてを調べてみました。


▼シーズン1▼
1巻:おそれ/リンダの微笑
2巻:明日に賭ける時/レモンの木の思い出
3巻:高価な水/笑いよ、よみがえれ
4巻:遠い町からのみじかい便り/美しき争い
5巻:わが友クリコー/狂気の口づけ
6巻:ある暗黒/拳銃魔
7巻:たとえ死すとも/栄光の果てに
8巻:ある夜の病棟/愛の重荷
9巻:裏町の誘惑/この手を君に
DVD 9枚組(18話収録)/モノクロ/日本語吹替

Season 1
S1, Ep1(2 Oct. 1961)To the Pure おそれ
S1, Ep2(9 Oct. 1961)But Linda Only Smiled リンダの微笑
S1, Ep3(16 Oct. 1961)The Insolent Heart 明日に賭ける時
S1, Ep4(23 Oct. 1961)I Remember a Lemon Tree レモンの木の思い出
S1, Ep5(30 Oct. 1961)An Expensive Glass of Water 高価な水
S1, Ep6(6 Nov. 1961)The Sound of Laughter 笑いよ、よみがえれ
S1, Ep7(13 Nov. 1961)A Few Brief Lines for Dave 遠い町からのみじかい便り
S1, Ep8(20 Nov. 1961)Pavane for a Gentle Lady 美しき争い
S1, Ep9(27 Nov. 1961)My Good Friend Krikor わが友クリコー
S1, Ep10(4 Dec. 1961)The Sweet Kiss of Madness 狂気の口づけ
S1, Ep11(11 Dec. 1961)A Certain Time, a Certain Darkness ある暗黒
S1, Ep12(18 Dec. 1961)A Dark Night for Billy Harris 拳銃魔
S1, Ep13(1 Jan. 1962)And If I Die たとえ死すとも
S1, Ep14(8 Jan. 1962)A Memory of Candy Stripes 栄光の果てに
S1, Ep15(15 Jan. 1962)Imagine a Long Bright Corridor ある夜の病棟
S1, Ep16(22 Jan. 1962)A Story to Be Softly Told 愛の重荷
S1, Ep17(29 Jan. 1962)The Big Trouble with Charlie 裏町の誘惑
S1, Ep18(5 Feb. 1962)Give My Hands an Epitaph この手を君に

大幅に意訳したタイトルもありましたが、DVD「シーズン1」18話分のタイトルは、どうにか嵌まるみたいでした。



by sentence2307 | 2019-02-16 08:36 | カーリング | Comments(0)