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世界のあらゆる映画を偏執的に見まくる韜晦風断腸亭日乗


by sentence2307
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オスカー直前予想!!

「直前予想って、それじゃあまるで競馬の予想と同じじゃん!?」
などと揶揄されそうですが、どちらにせよノミネート作品のうち未見の作品がほとんどなので、選考もへったくれもありません、そもそも迷うような前提条件さえクリアできてないわけですから、あれこれ迷うなんて図々しいことはやめにして、ほら、よく言うじゃないですか、そもそもタイプが全然違うストーリーをどうやって優劣をつけるんだとか、ジャンルそのものが異なる作品をなにを根拠に「こっちが良くて、あっちはダメ」などと言えるのかとか、こまかく考えればそんな選別をすること自体がしょせんは無理な話なので、そうならむしろ気楽にパッパと選んで受賞作を仮定したってなんら差し支えなく、その辺にころがっている怪しげな雑情報を手当たり次第にかき集めて適当にパッチワークし、アカデミー賞の風向きがどうなっているかくらいの「見当」ならどうにかつきそうな気がします(多かれ少なかれ、大方の批評家もそんな感じのガラガラポンで予想しているに違いありません)なのでどうせなら「徹底的に遊び倒したほうが勝ちちゃうのん!!」みたいな割り切り方も必要なのではないかと、すご!!

そこで一応自分的な選定の信憑性を持たせるために、アカデミー賞で「重要な前哨戦」と言われているいくつかの賞の受賞作をチェックしてからノミネート作品の絞りをかけてみようかと思い立ちました。

例えば、ゴールデン・グローブ賞、ブロードキャスト映画批評家協会賞、アメリカ映画協会選出TOP11あたりが、とても参考になる重要な賞だと聞いていますし、また、「組合賞」関係では、アメリカ製作者組合賞、アメリカ監督組合賞、アメリカ映画俳優組合賞が重要なのだそうです、そのほか映画祭ではトロント国際映画祭もチェックしておく必要があるとか。そこでさっそくチェックを始めてみました。

【アメリカ製作者組合賞】
◆作品賞 グリーンブック
◆アニメーション映画賞 スパイダーマン:スパイダーバース
◆ドキュメンタリー映画賞 Won't You Be My Neighbor?

【アメリカ監督組合賞】
◆監督賞 アルフォンソ・キュアロン(ROMA ローマ)
◆監督賞(第一回作品) ボー・バーナム(Eighth Grade)
◆監督賞(ドキュメンタリー) ティム・ウォードル(まったく同じ3人の他人)

【アメリカ映画俳優組合賞】
◆主演男優賞 ラミ・マレック(ボヘミアン・ラプソディ)
◆主演女優賞 グレン・クローズ(天才作家の妻 40年目の真実)
◆助演男優賞 マハーシャラ・アリ(グリーンブック)
◆助演女優賞 エミリー・ブラント(クワイエット・プレイス)
◆アンサンブル演技(キャスト)賞 ブラックパンサー
◆スタントアンサンブル賞 ブラックパンサー
◆功労賞 アラン・アルダ

【アメリカ脚本家組合賞】
◆脚本賞 ボー・バーナム(Eighth Grade)
◆脚色賞 ニコール・ホロフセナー、ジェフ・ウィッティ(ある女流作家の罪と罰)
◆ドキュメンタリー脚本賞 Bathtubs Over Broadway

【アメリカ撮影監督組合賞】
◆撮影賞 COLD WAR/あの歌、2つの心
◆スポットライト賞 泉の少女ナーメ

【アメリカ編集監督組合賞】
◆編集賞(ドラマ) ボヘミアン・ラプソディ
◆編集賞(コメディ) 女王陛下のお気に入り
◆編集賞(アニメーション) スパイダーマン:スパイダーバース
◆編集賞(ドキュメンタリー) Free Solo

【アメリカ美術監督組合賞】
◆美術賞(ピリオド) 女王陛下のお気に入り
◆美術賞(ファンタジー) ブラックパンサー
◆美術賞(コンテンポラリー) クレイジー・リッチ!
◆美術賞(アニメーション) 犬ヶ島

とまあ、こんな感じで、少しずつ調査をすすめてみたのですが、これっていくらやっても、なんか雲をつかむような作業に思えてきました。

こんな統計を重ねて果たして目指す目標に行きつくのか、だんだん不安になってきました。

それでも少し我慢しながら進めてみたのですが、一度モチベーションを欠いてしまったこともあり、やはり遅々としてすすみません、これじゃあいくらやっても、とてもラチがあくものではないと、だんだん気が付きました、これでは100年やっても多分ラチがあきそうにありません、自慢じゃありませんが、超のつくほどの面倒くさがり屋の自分です、こういう地道にコツコツ積み上げていくタイプの作業は自分には免疫も適正もなくて、すぐに飽きてしまいました。無理もありません、なにしろこちらは「コピペして即完成」主義者です。

この超便利なデジタル時代のことですから、なんかもっとスマートで簡単・迅速にできる方法だってきっとどこかに用意されているはずと、あれこれ考え探した結果、天啓のような素晴らしいアイデアに出会いました。

たまたま見ていたwowowの番組表に「第91回アカデミー賞 直前予想」というドンピシャな番組があるじゃないですか。それですよ、これ。それに放送日時と時間を確認したら、まさに今日のいまという感じです、あわててオンデマンドの画面を開きました。

先様がまるごと教えてくれると言っているんですから、なにもわざわざ苦労してコツコツ調べる必要なんかありません、それこそが無駄というもの、そんなこと天が許してもオレがゆるさないというやつです。

だいたいのところノミネートされている作品を見てもいないくせに予想なんぞを立てようするのがそもそもの暴挙なのです。
渡りに船とばかりにさっそくその番組「第91回アカデミー賞 直前予想」を見てみました。出演は、Variety副編集長のティム・グレイ、LA映画批評家協会員エイミー・ニコルソン、そして町山智浩の3人、話の進行は、「助演女優賞」「助演男優賞」「主演女優賞」「主演男優賞」「監督賞」「作品賞」の順で語られていましたが、このブログでは見やすさを考慮して通例どおり「作品賞」「監督賞」「主演男優賞」「主演女優賞」「助演男優賞」「助演女優賞」としますね。しかし、この表を作っていて感じたことですが、「助演男優賞」「助演女優賞」の受賞者を考え選ぶことが活力と巧緻の両面があって一番楽しいことに気が付きました。
(なお、番組内で語られた本命は◎、次点は△で表示しました)


◆作品賞
◎『ROMA/ローマ』
△『女王陛下のお気に入り』
△『グリーンブック』
『アリー/スター誕生』
『バイス』
『ブラックパンサー』
『ブラック・クランズマン』
『ボヘミアン・ラプソディ』
◆監督賞
◎アルフォンソ・キュアロン(『ROMA/ローマ』)
△スパイク・リー(『ブラック・クランズマン』)
△アダム・マッケイ(『バイス』)
ヨルゴス・ランティモス(『女王陛下のお気に入り』)
パヴェウ・パヴリコフスキ(COLD WAR/あの歌、2つの心)

◆主演男優賞
◎ラミ・マレック(『ボヘミアン・ラプソディ』)
△クリスチャン・ベール(『バイス』)
△ブラッドリー・クーパー(『アリー/スター誕生』)
ウィレム・デフォー(永遠の門 ゴッホの見た未来)
ヴィゴ・モーテンセン(『グリーンブック』)

◆主演女優賞
◎グレン・クローズ(『天才作家の妻 40年目の真実』)
△オリヴィア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』)
△レディー・ガガ(『アリー/スター誕生』)
ヤリツァ・アパリシオ(『ROMA/ローマ』)
メリッサ・マッカーシー(『Can You Ever Forgive Me?』原題)

◆助演男優賞
◎マハーシャラ・アリ(『グリーンブック』)
△リチャード・E・グラント(『ある女流作家の罪と罰』)
アダム・ドライヴァー(『ブラック・クランズマン』)
サム・エリオット(『アリー/スター誕生』)
サム・ロックウェル(『バイス』)

◆助演女優賞
◎レジーナ・キング(『ビール・ストリートの恋人たち』)
△エマ・ストーン(『女王陛下のお気に入り』)
△レイチェル・ワイズ(『女王陛下のお気に入り』)
△エイミー・アダムス(『バイス』)
マリーナ・デ・タビラ(『ROMA/ローマ』)


直前予想なので、まあ、こんなところでいいのではないかと。



by sentence2307 | 2019-02-21 09:28 | アカデミー賞 | Comments(0)