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世界のあらゆる映画を偏執的に見まくる韜晦風断腸亭日乗


by sentence2307
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カテゴリ:アカデミー賞( 9 )

ここにきてアメリカのアカデミー賞も日本のアカデミー賞もやっと終わって、ようやく落ち着いた気分になりました。

なんだか、これでアンタの「アカデミー賞」ネタも尽きただろうと言われそうですけれども、負け惜しみではありませんが、自分としては、それほど「アカデミー賞」に熱く入れ込んでいたわけではありません。

だって、いままでアップした小文を見てもらえば、お判りになるかと思いますが、その駄文のどれにも「アカデミー賞・愛」が感じられるようなものなど、ひとつもありません。

結局は、アメリカの作品賞や監督賞がどう決まろうと、それは単なる海のかなたの「情報」にすぎず、自分にとっては、これから遅れてやってくるであろう映画を見るうえでの予備知識というか参考程度のものですし、日本アカデミー賞について書いた小文に至っては、配偶者の名を借りた誹謗中傷でしかありません、よくまあ、あそこまで書けたものだとわれながら感心します。

自分が楽しみにしているのは、ほかのところにあります。

このお祭りみたいな「アカデミー賞受賞作品月間」の期間には、各局や映画関連サイトで、華やかに「アカデミー賞受賞作品特集」をぶち上げて古典的名作を放映するので、ここ何年ものあいだ、それを物凄く楽しみにしています。

今年などは、gyaoで「キネマ旬報ベスト10入賞作品特集」というものまでありました。

しかし逆に、放映する作品の種類も本数も多すぎて、毎日できるだけ見るようにしてはいるものの、それでも追いつかず、たとえその作品群のなかで感銘を受けた作品に出会ったとしても、そこで立ち止まって感想をまとめるなどということは到底不可能、まるでカツオの大群のように押し寄せてくる名作群を次々と捌くようにして見ていくだけで精一杯という状況です、考えてみればこれもずいぶん贅沢な話です。

自分は、cs放送以外では、おもにwowowのオンデマンドか同時配信を利用して映画を見ているのですが、正直、wowowでは、ごく最近の新作をおもに放映するというスタンスのために、少し前に見た映画を控えたメモには、惨憺たる作品がラインアップされています。

自分は、10本見たあとで、それを一括りとして自分なりのベスト10(便宜上)をつけて綴り込みに保存しています。

そのときのベスト10は、こんな感じでした。


1、静かなる叫び(2009)ドニ・ヴィルヌーヴ監督
2、愛を綴る女(2016)ニコール・ガルシア監督
3、レッド・スパロー(2018)フランシス・ローレンス監督
4、ビョンド・ザ・スピード(2017)ミヒャエル・ロスカム監督
5、ユダヤ人を救った動物園(2017)ニキ・カーロ監督
6、犯人は生首に訊け(2017)イ・スヨン監督
7、パリ、憎しみという名の罠(2017)オリヴィエ・マルシャン監督
8、ありふれた悪事(2017)キム・ボンファン監督
9、殺人者の記憶法・新しい記憶(2017)ウォン・シニョン監督
10、15時17分、パリ行き(2018)クリント・イーストウッド監督
あまりにもひどすぎて登録抹消、あゝ荒野・上ばかりでなく下も


このなかで例外は、10位のクリント・イーストウッド作品で、「ミリオンダラー・ベイビー」のような痛切な作品を撮る監督が、こんなものを撮るのかと、期待して見た分だけ、その凡庸さにはものすごいショックを受けました。

このすぐ後で、「アカデミー賞受賞作品特集」において「ミリオンダラー・ベイビー」を見ただけに、なおさらその思いを強くしたかもしれません。

これなどは、期待していたのに失望させられたというケースですが、期待してなかったのに意外に良かったという作品は、1~3の作品くらいでした。

この程度の作品にわざわざ「ベスト10」などつける必要があるのかと、いままで持続してきた自分の習慣が疑わしく無意味に思えてきて、一瞬、揺らいだかもしれません。

その後、すぐに「アカデミー賞名作月間」が始まりました、たぶん、そのスタートはwowowで放映した黒澤明の「生きる」あたりだったと思います。

とにかく本数が多いので、箇条書きにせずズラズラっと書いてみますね。


神々のたそがれ、フレンチ・コネクション、ローズマリーの赤ちゃん、ペコロスの母に会いに行く、川の底からこんにちは、黒衣の刺客、バース・オブ・ネイション、わが谷は緑なりき、荒野の決闘、ストーカー、飢餓海峡、ショーシャンクの空に、たそがれ酒場、バウンド、菊豆、血槍富士、エルELLE、おみおくりの作法、仮面/ペルソナ、花様年華、さらば、わが愛/覇王別姫、吸血鬼(カール・ドライヤー)、フェリーニのアマルコルド、赤い風車、ミッドナイト・エクスプレス、怒りの葡萄、レッズ、ライフ・オブ・パイ/トラと漂流した227日、ヘルプ~心がつなぐストーリー、アフリカの女王、ゴッドファーザー、ゴッドファーザーpart2、ゴッドファーザーpart3、ミリオンダラー・ベイビー、アルゴ、君の名前で僕を呼んで(そのとなりに、モーリスとアナザーカントリーと御法度がありましたが)、第17捕虜収容所、8 1/2、アメリカ アメリカ、本日休診、君はひとりじゃない、バリー・リンドン、


などなど、こんな感じです、この怒涛のような名作群に優劣をつけるなど、しょせん無理・無謀な話なのですが、しかし、上記のヘタレな作品のベスト10を考えるのに比べたら、よほど楽しい作業になることは間違いありません。



by sentence2307 | 2019-03-04 18:50 | アカデミー賞 | Comments(2)
確定申告に必要な書類がまだ全部そろわず、どうしようかとぐずぐず悩んでいる朝、狂気のように納豆をかき回すかたわら横目で新聞をのぞき込んでいたわが配偶者が、食卓の向こうから話しかけてきました。

「ねえねえ、アカデミー賞って、まだやっていたっけ。だってほら、これ」

と自分に向けられた小さな記事には、「日本アカデミー賞」との見出しが小さく記されていました。

この手の記事の扱いの「小ささ」に対する衝撃は、最近も幾度か経験していて、いまではもうすっかり慣れてしまいました、紀平梨花の世界大会6連勝(ひとむかし前なら驚異的な快挙です)とか、カーリングの日本選手権の記事(五輪メダリストが敗退したのにです)とか。世間の冷たさとメディアの節操のなさなんて、いまさらどうこう言うほどの話ではありませんが。

「これはね」と、ここは小さな子供を諭すように、一度大きく息を吸いこんでから、配偶者の顔のなかに揶揄や冷笑や悪意がないかを一応確かめます、毎年、この時期になると繰り返されるお約束の冷ややかな会話が待っていることを覚悟はしてますが。

案の定、目の前には、自分の答えを意地悪そうな薄ら笑いを浮かべて待っている配偶者の狡猾そうな顔があります。まるでコワモテのサラ金の取り立てを前にして弁解しなければならないような強迫感に圧し潰されそうな気分です。

「これはね、日本アカデミー賞っていうのね」

「へえ~、日本のやつもこんなにすぐやってしまうものなんだ、そんなアカデミー賞なら、『グリーンブック』や『ROME/ローマ』でもなんでも押しのけて、アメリカでもらいなさいよ、だわよねえ。これじゃ負け犬の遠吠えどころか、恥の上塗りじゃない、まだ何日も経っていないっていうのにさ、なに考えてるんだこいつら」

ほら、また始まった、映画のことなんか、これっぽっちの興味も関心もないわが配偶者にまで、こんなさんざんな言われ方されてるじゃないですか。しかも、毎年ですよ、これって。そのつど、日本映画界の擁護者として弁解にアイ努めなければならない自分の身にもなってくださいよ、たまったもんじゃありませんから。

とにかく、この名称だけでも、なんか独自性のあるものに変えたほうがいいですよ、これじゃあまるで朝貢の品選びに悩む卑屈な属国根性丸出しの敗者復活戦じゃないですか。いえいえ、これはわたしが言ってるわけでも創作したわけでもなくて、みずからの発言に責任というものを一切持とうとしないわが配偶者が言ったことなのですからご理解を願いたく存じあげます。

しかし、この日頃の鬱憤晴らしに日本アカデミー賞をやり玉にあげて怒りの咆哮をぶちまけて狂気のように激するわが配偶者の凄惨なご尊顔を拝謁しているうちに、ある思い出がよみがえってきました。

もう10年以上まえの話になりますが、sonyのビデオカメラを買ったことがあります。この言い方、少し言い回しが変かもしれませんが、「買いました」ではニュアンスとしては真意を伝えるにはとても弱くて、むしろ、興味があって買ったけれども、使いこなせずにすぐに飽きて、興味が他に逸れたという意味合いを込めるには「買ったことがある」とするのがベストと判断しました。

たぶん、ビデオカメラを買うなんてことは普通のことで、取り立てて買った理由など、ことさらに説明するほどのことでもないでしょうし、また、そのことについて誰からも詮索されたわけでもありませんが、実は、自分だけの秘密の動機というのがありました、このことはいままで誰にも話したことがありません。

「じゃあなにかい、エスカレーターとかでの盗撮目的に使うとか?」などと言われそうですが、いえいえ、そんなんじゃありません、信じてください。興味はありますが、決してやったことはありませんので、ホントです。

実は、その当時、たぶん「ぴあ」とかの主催で、一般から募集する短編映画(上映時間は、ほんの数分のものです)のコンクールをやっていて、応募作品はおもにビデオ作品で、その入選作品の特集をたまたま「日本映画専門チャンネル」で見たのですが、そのなかの1本にとても感心(というよりも、むしろ感動)した作品がありました、「もの凄く」と最上級の言葉で飾っても一向に差し支えありません、なにしろいまだ鮮明に記憶しているくらいですから。

薄れた記憶をたどって内容を書いてみますが、なにせ確認してないままの記憶なので、どこまで信憑性があるか自信がありません、内容そのものが間違っているとか、他の作品と交錯して覚えてしまっているという可能性は大いにありますので、その辺は、あらかじめご寛容いただかなければなりません。

内容というのは、「水戸黄門」と「ゴジラ」がミックスされたようなストーリーで、ご存知・黄門さまが例のトリオで旅をしていると目の前に突然ゴジラが現れ、びっくりするというだけのフィルムだったと思います。

なにせ上映時間が、おそらくほんの数分の短編なので、もちろん複雑なストーリーとかはなく、この4人のキャラクター(水戸黄門、助さん、角さん、そしてゴジラ)をTシャツ・ジーパンのフツーの兄ちゃん(製作者だと思います)がひとりで、そのまま、なんの扮装もなしにそれぞれを表情だけで巧みに演じ分けるという、実に驚くべき作品でした。

まあ、いってみれば一人芝居を普段着の上半身だけで演じたものなのですが、それぞれのリアルな表情の演じ分けにはすこぶる驚愕した記憶があります。

まず、ゴジラです、グロテスクな姿に生まれついてしまったわが身の、その醜さを課した神を呪うかのように天に向かって咆哮する哀しみの慟哭が物凄く真に迫っていました。

朝の食卓で、日本アカデミー賞を呪う配偶者の怒りの表情が、まさに「これ」だったのです、やれやれ。

そのとき受けた衝撃がどれほどのものだったかは、思わず自分をビデオカメラを買うために電機量販店へ走らせたことでもお察しいただけるかと思います。

この方法なら(据えっぱなしのカメラとTシャツ・ジーパン、そして想像力ひとつでOK)自分ひとりでも映画を撮れるのではないかと考えたのだと思います。

それこそ「市民ケーン」だって「怒りの葡萄」だって「さらば、わが愛/覇王別姫」だって撮ることは不可能じゃないと。

しかし、いざカメラを手にしたとき、その不可能を思い知りました。

目の前には、カメラもTシャツもジーパンもあるのに、ただ「想像力を具現化する表情と演技」だけがない、この「ない」がいかに決定的なことか、ビデオで自撮りした自分の顔は見るに堪えない醜さで、これを他人に見せるのかと考えただけで吐きそうになりました。
いや~、演技者の偉大さをこのときほど痛感したことはありませんでした。

わが配偶者は、あんなふうに言ってますが、たとえ世界がすべてあなたのことを冷笑し、揶揄し、馬鹿にし、見放し、敵になったとしても、このわたしこそはあなたの味方です。味方じゃないわけがありません。

いまでこそ愚劣な学園ものしか撮れないとしても、かつての日本映画の栄光を知っている自分こそは力強い最後の友人と思っていただいて結構です。まさにラスト・ユアフレンド・フォーエヴァーなのであります、同じですが。

あっ、配偶者が見回りにやってきましたので、寝たふりしてやりすごしますから、今日はこのへんで失礼します。

(小声で)「永久に栄えあれ、日本アカデミー賞!!」 バンザ~イとかなんとか。

やれやれ



by sentence2307 | 2019-03-02 11:13 | アカデミー賞 | Comments(0)
アカデミー賞授賞式から2日もたつと、記事も画像も動画もどんどん削除されてしまうみたいで、昨日は確かにあったはずのお目当ての画像が、今日にはいくら探しても見つからないなんてことが、だんだん増えていく感じがします。

放送当日、wowowで授賞式の生中継を見るために、番組表にあるとおりの時間、午前8時30分にテレビのスイッチを入れたところ、映し出されたのはノミネートされた関係者がドルビー・シアターのレッドカーペットをぞろぞろ歩く画面ばかりで、この感じじゃ実際の「授賞式」なんていうのは、もっとずっと後のことなのだなと、すぐに察することができました。実際の授賞式は日本時間の午前10時からだったみたいですね。

以前の自分なら、こんな間抜けな引き延ばしにのんびり付き合ってはいられないと、実質的な授賞式がはじまるまで、さっさと違うチャンネルに替えてしまうところですが、現地のインタビュアー(すみれと男性アナウンサー)がなかなか「話題の人」をつかまえられずに、「あ~あ、いっちゃった」みたいな右往左往がなんだかとてもおもしろく、結局、最後まで付き合ってしまいました。

そうしたなか、やはりインタビューには成功しなかったのですが、遠景でエマ・ストーンの姿をとらえた場面があったので、なおさら目を離せなくなってしまったのかもしれません。

彼女、芸の幅は広いし、しかも、千変万化する(ふるいねえ~)あの微妙な表情が、とにかくすごいです。

少し前にジョン・ヒューストン監督の「アフリカの女王」を放映していたので見たのですが、キャサリン・ヘップバーンの繊細な演技を見ていて、現代に比肩できる女優がいるとすれば、やはり、エマ・ストーン以外にはいないだろうなという気がしました、というのは言い過ぎです。

「アフリカの女王」のキャサリン・ヘップバーン(ローズ)は、牧師の兄と一緒にアフリカのジャングルの奥地で布教活動をしています。
彼女自身、いつの間にか自分が婚期を逸してしまったことを密かに自覚してはいるものの、神に仕える聖なる仕事に従事していることを心の拠り所にしているので現実からどうにか目を逸らすことができていたのですが、ドイツ軍の突然の侵攻で教会を焼かれ今日にもこの土地から追い立てられるというとき、兄の口から心無い辛辣なひと言(それがなんという言葉だったのか、控えるのを忘れてしまいました)を言われ、「自分は、なんのために今まで頑張ってきたのだ」という落胆と虚脱と孤独感にさいなまれます、このときのヘップバーンの繊細な演技がすごかったのです。
そうした心情を引きずったまま、顔なじみの船長ハンフリー・ボガード(チャーリー)の「アフリカの女王号」に同乗し、ドイツ軍から逃れて河下りの逃避行を続けるなか、ひょんな事件(敵砦からの襲撃をかわし、激流から脱出する)の成功で思わず抱き合って喜び合い心をかよい合わせますが、そのふたりの近づきざまが、面倒くさい駆け引きをしたり、わざと焦らしたりなどというつまらないテクニックを弄することなく、一直線に気持ちを通じさせるその素直な描写にはたまらなく心をうたれました。

ここに描かれているチャーリーは、決して女性が好むような好男子でも清潔な男でもありません、しかし、ぼくたち観客は、少し前のシーンで、ローズは、自分が無駄に婚期を逸してしまったことを悔い、その落胆と虚脱と孤独感のなかでチャーリーと出会ったことを十分に分かっているので、この男女の急接近の描写が微笑ましいまでの自然な成り行きであることを理解できるのだと思います。

現代においては、「婚期を逸する」ことの言い訳として「社会参加」や「自立」をあげるまでもなく、その理由付けなら幾らでもあって、まさか「男性から選ばれない」ことを苦にしたり自責したりするなど、そんな卑屈な心情のありかたは、男女が対等なこの時代にあっては、とんでもないネガティブなことで、口にするのも憚られるというかんじでしょうか。

しかし、男に対する「対等」と「慢心」を得たかわりに、このヘップバーンのような「素直さ」を失うことが、「社会参加」や「自立」することの答えなのか、ちょっと考えさせられる映画でした。

遠景でとらえたエマ・ストーンの話から少し脱線してしまいましたが、その「遠景」という場所が、(この場所でみなポーズをとっています)どうもアカデミー賞授賞式のために特注して作らせたドレスを見せびらかすところらしいのです。

しかし、それにしても、エマ・ストーンのその宇宙服はなんだよ、と言いたくなるような服でした、以前、パフィーが着てなかったっけ、それ!! という感じです。

オレでもできるこんなろくでもないドレスを考えたデザイナーってのはいったい誰なんだと検索してみたら、ルイ・ヴィトンだそうです。へえ~、そうなの! カバン屋に服なんか作らしちゃあ、だめだよ、という感じでしょうか。

最近、エマは金回りがいいから、やつにボラれたんじゃないの、そんな気がします。

誰か教えてあげてください、「スタートレック」の衣装さんに聞いてみなって。その手の服ならきっと倉庫に腐るほどあるから。


以下は、今回、レッドカーペットで俳優が着ていたドレスのデザイナーたちです。

★アトリエ・ヴェルサーチ(エイミー・アダムス、キキ・レイン、コンスタンス・ウー)
★アルベルタ・フェレッティ(エイミー・ポーラー)
★アレクサンダー・マックイーン(レディー・ガガ)
★イヴ・サン・ローラン(ラミ・マレック)
★ヴァレンティノ(ジョーダン・ピール、ジェンマ・チャン、フランシス・マクドーマンド)
★ヴェラ・ワン(ティナ・フェイ)
★エトロ(デヴィッド・オイェロウォ、ステファン・ジェームズ)
★エリー・サーブ(ジェニファー・ハドソン、ジュリア・ロバーツ、ミシェル・ヨー)
★エルザ・スキャパレリ(リンダ・カーデリーニ、ヘレン・ミレン)
★エルメネジルド・ゼニア(マハーシャラ・アリ、ハヴィエル・バルデム、マイク・マイヤーズ、タイラー・ペリー)
★オスカー・デ・ラ・レンタ(レジーナ・キング)
★カール・ラガーフェルド(ジェイソン・モモア)
★カナーリ(ポール・ラッド)
★キャロライナ・ヘレナ(グレン・クローズ)
★クリスチャン・シリアノ(オクタヴィア・スペンサー)
★クリスチャン・ディオール(シャーリズ・セロン、レティーシャ・ライト)
★サルヴァトーレ・フェラガモ(クリス・エヴァンス)
★ジヴァンシー(アダム・ランバート、レイチェル・ワイズ、チャドウィック・ボウズマン)
★シャネル(テッサ・トンプソン)
★ジャンバティスタ・ヴァリ(ケイシー・マスグレイヴス、マヤ・ルドルフ)
★ジョルジオ・アルマーニ・プリヴェ(セリーナ・ウィリアムス、ベン・ハーディ、ブライアン・タイリー・ヘンリー、サミュエル・L・ジャクソン、グウィリム・リー、サム・ロックウェル)
★セリーヌ(ブリー・ラーソン)
★ディースクエアード(アウクワフィナ、ジョセフ・マゼロ)
★ディオール・オム(ニコラス・ホルト、ヴィゴ・モーテンセン、アダム・ドライヴァー)
★トム・フォード(ジェニファー・ロペス、ジョー・アルウィン、ブラッドリー・クーパー、ダニエル・クレイグ、キーガン=マイケル・キー、マイケル・B・ジョーダン)
★トム・ブラウン(エルシー・フィッシャー、ウィンストン・デューク)
★パメラ・ローランド(アリソン・ジャニー)
★パル・ジレリ(ジョン・モラニー)
★バルマン(エミリア・クラーク)
★プラダ(オリヴィア・コールマン、アルフォンソ・キュアロン、ウィレム・デフォー、ジェームズ・マカヴォイ)
★ブランドン・マックスウェル(メリッサ・マッカーシー、サラ・ポールソン)
★ブリオーニ(クリスチャン・ベール、アレン・リーチ)
★ブルネロ・クチネリ(リチャード・E・グラント、ディエゴ・ルナ)
★ブロック・コレクション(ダナイ・グリラ)
★マーク・ジェイコブス(ベット・ミドラー)
★マイケル・コステロ(クイーン・ラティファ)
★ミュウ・ミュウ(アマンドラ・ステンバーグ)
★J・メンゼル(マリナ・デ・タヴィラ)
★ラルフ・ローレン(ヘンリー・ゴールディング)
★リーム・アクラ(アンジェラ・バセット、クリステン・リッター)
★ロダルテ(ヤリーツァ・アパリシオ、ルーシー・ボイントン、ローラ・ダーン)



by sentence2307 | 2019-02-27 18:47 | アカデミー賞 | Comments(0)
いつもアカデミー賞授賞式直前にはサイトめぐりをして受賞作品の予想を立て(正確には、ヒト様の予想の幾つかを集計して、ということになりますが)受賞結果と照らし合わせながら楽しんでいました、今回もそのように自分なりの「予想表」を準備してwowowの授賞式の実況放送を見たのですが、例年なら、結果が分かってしまえば「予想」など顧みることもなくうち捨てて、当然、思い出すこともありませんでした。

しかし、今年の場合は、事前予想をあれこれと、かなり入れ込んで読んだこともあって、その実際の「結果」との乖離にはちょっとした戸惑いを感じています。

その最大なものは、いざフタを開けてみたら、ピーター・ファレリー監督「グリーンブック」の意外な評価だったかもしれません。

だって、事前予想を読んだ限りでは、なんといってもアルフォンソ・キュアロン監督の「ROMA/ローマ」への評価がダントツで、このままいったら監督賞のみならず、作品賞と最優秀主演女優賞・助演女優賞だって総なめにするのではないかという勢いだったのに、実際には、受賞したのは「監督賞」のみで、アカデミー賞の頂点といわれる「作品賞」は、いかにもハリウッド映画らしい人種的融和を無骨なおとぎ話のように描いた「グリーンブック」が獲得しました、そうした印象を総合すると、ハリウッドの映画人と組合はキュアロン監督とそのNetflix作品に監督賞と外国語映画賞の名誉称号だけ与えておいて、実際のところは、この傑出したメキシコ人監督をその「勢い」とともに「脇に封じ込めた」という印象を強く持ちました。

同じような印象を持ったもうひとりは名優グレン・クローズ、そして、大いに期待されていた日本人監督の2作品「万引き家族」と「未来のミライ」が受賞を逃した理由も、同じ論理が働いたのではないかとチラっと考えたりしたくらいです。

ハリウッド映画を愛し、そして守りつづけるアカデミー会員は、「未来のミライ」ではなく「スパイダーマン:スパイダーバース」を選び、そして「万引き家族」ではなく「ROMA/ローマ」を選んだのだと。

msnのホームページには、「アカデミー賞でまた人種論争、『グリーンブック』作品賞に批判」という見出しで、アカデミーが「グリーンブック」に作品賞を与えたことについて以下のような記事が掲載されていました。

≪【AFP=時事】24日に授賞式が行われた今年の米アカデミー賞(AcademyAwards)では、マイノリティーの候補が相次いで受賞を果たした一方で、黒人の市民権をテーマにしたドラマ映画『グリーンブック(Green Book)』の作品賞受賞が物議を醸し、多様性をたたえるアカデミー賞のメッセージに影を落としている。
 ピーター・ファレリー(Peter Farrelly)監督が手掛けた『グリーンブック』は、1960年代の米国で意外な友情を育んだ同性愛者の黒人ピアニストとイタリア系運転手の実話に基づいた作品だが、一部からは人種問題について「ホワイトスプレイニング」(白人が偉そうに説教すること)する映画だとの批判が上がり、ソーシャルメディアをにぎわせている。
 同作の作品賞受賞が発表されると、ベテラン映画監督のスパイク・リー(Spike Lee)氏は会場を一時退出。さらにその後、過去にもみられたようなお粗末な選択だとの見解を示唆した。
 リー監督は1990年、高い評価を受けていた自身の作品『ドゥ・ザ・ライト・シング(Do the Right Thing)』がノミネートさえ逃した一方で、人種問題に対する無神経さが広く批判されていた『ドライビング Miss デイジー(Driving Miss Daisy)』が作品賞を受賞し、ショックを受けた過去がある。
 それから約30年後となる今年、リー監督は『ブラック・クランズマン(BlacKkKlansman)』で作品賞にノミネートされていたが、再び人種問題がテーマかつ車内シーンが多い映画に賞を奪われた形となり、憤慨した様子をみせた。
 リー監督は競争の激しい脚色部門で受賞したものの、舞台裏では「運が悪いな。誰かが誰かを車に乗せると、私は必ず負ける」と冗談交じりに語り、作品賞について不満を隠さなかった。
『グリーンブック』ではまた、アフリカ系米国人のマハーシャラ・アリ(Mahershala Ali)が助演男優賞を獲得。アリは2年前、イスラム教徒として初めて演技部門でオスカーを受賞している。
 本作は世界で計1億4000万ドル(約155億円)以上の興行収入を上げる人気を博した一方で、公開後は論争も巻き起こしてきた。アリが演じたピアニストの故ドン・シャーリー(Don Shirley)氏の遺族は同作を「うその交響曲」と非難。他にも、同作はおなじみの「白人救世主映画」の一つだと批判する声が上がっている。
 今年のアカデミー賞は、表面上は期待通りの多様性を見せた。俳優陣の大半がアフリカ系の大作アメコミ映画『ブラックパンサー(Black Panther)』が3つの賞を獲得したほか、演技部門4賞のうち3つで黒人やエジプト系1世の米国人が受賞。『ブラックパンサー』では、オスカー史上初めてアフリカ系女性が衣装デザイン賞と美術賞を受賞した。
◇「不愉快なほど鈍感」
 しかし映画評論家のリチャード・ブロディー(RichardBrody)氏は米誌ニューヨーカー(New Yorker)への寄稿で、『グリーンブック』を「不愉快なほど鈍感」と批判。アカデミー賞は同作を作品賞に選んだことで、2016、2017年にソーシャルメディアで広がった「#OscarsSoWhite(オスカーは真っ白)」との批判を受けた後も有意義な変化が一切なかったことを示したと論じた。
英紙ガーディアン(Guardian)に映画論評を寄せるピーター・ブラッドショー(PeterBradshaw)氏も、「善意による白と黒のバランス」はうわべだけの取り繕いという印象を生んだと指摘。また英ニュースサイトのインディペンデント(Independent)も、アカデミー賞の「執拗(しつよう)で異様なほどの凡庸さ」を嘆いた。
その一方で、批判に対する批判も集まった。一部のコメンテーターからは、映画業界は観客の怒りを買うことを恐れ、真の改革よりも表面的なポリティカルコレクトネス(政治的妥当性)にこだわるあまり、硬直状態に陥っているとの声が上がった。
 またオンラインマガジン「クイレット(Quillette)」を創刊した編集者のクレア・リーマン(Claire Lehmann)氏はツイッター(Twitter)投稿で「いくら意識を高めようとも、十分とは絶対に認められない」と嘆いた。≫

なのだそうです。





by sentence2307 | 2019-02-26 11:22 | アカデミー賞 | Comments(0)
◆作品賞 グリーンブック

◆監督賞 アルフォンソ・キュアロン(ROMA ローマ)

◆主演男優賞 ラミ・マレック(ボヘミアン・ラプソディ)

◆主演女優賞 オリヴィア・コールマン(女王陛下のお気に入り)!!!

◆助演男優賞 マハーシャラ・アリ(グリーンブック)

◆助演女優賞 レジーナ・キング(ビール・ストリートの恋人たち)

◆脚本賞 グリーンブック

◆脚色賞 ブラック・クランズマン

◆撮影賞 ROMA ローマ

◆編集賞 ボヘミアン・ラプソディ

◆美術賞 ブラックパンサー

◆衣装デザイン賞 ブラックパンサー

◆メイキャップ&ヘアスタイリング賞 バイス

◆視覚効果賞 ファースト・マン

◆録音賞 ボヘミアン・ラプソディ

◆音響効果賞 ボヘミアン・ラプソディ

◆作曲賞 ブラックパンサー

◆主題歌賞 「Shallow」(アリー スター誕生)

◆アニメーション映画賞 スパイダーマン:スパイダーバース

◆外国語映画賞 ROMA ローマ(イタリア)

◆ドキュメンタリー映画賞(長編) Free Solo

◆ドキュメンタリー映画賞(短編) Period. End of Sentence.

◆短編映画賞(実写) Skin

◆短編映画賞(アニメーション) Bao







<参考>
第91回アカデミー賞ノミネーション

◆作品賞
『ROMA/ローマ』
『女王陛下のお気に入り』
『アリー/スター誕生』
『バイス』
『ブラックパンサー』
『ブラック・クランズマン』
『グリーンブック』
『ボヘミアン・ラプソディ』

◆監督賞
アルフォンソ・キュアロン(『ROMA/ローマ』)
スパイク・リー(『ブラック・クランズマン』)
アダム・マッケイ(『バイス』)
ヨルゴス・ランティモス(『女王陛下のお気に入り』)
パヴェウ・パヴリコフスキ(『COLD WAR/あの歌、2つの心』)

◆主演男優賞
ラミ・マレック(『ボヘミアン・ラプソディ』)
クリスチャン・ベイル(『バイス』)
ブラッドリー・クーパー(『アリー/スター誕生』)
ウィレム・デフォー(永遠の門 ゴッホの見た未来)
ヴィゴ・モーテンセン(『グリーンブック』)

◆主演女優賞
グレン・クローズ(『天才作家の妻 40年目の真実』)
オリヴィア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』)
レディー・ガガ(『アリー/スター誕生』)
ヤリツァ・アパリシオ(『ROMA/ローマ』)
メリッサ・マッカーシー(『ある女優作家の罪と罰』)

◆助演男優賞
マハーシャラ・アリ(『グリーンブック』)
リチャード・E・グラント(『ある女優作家の罪と罰』)
アダム・ドライヴァー(『ブラック・クランズマン』)
サム・エリオット(『アリー/スター誕生』)
サム・ロックウェル(『バイス』)

◆助演男優賞
◎マハーシャラ・アリ(『グリーンブック』)
△リチャード・E・グラント(『ある女流作家の罪と罰』)
アダム・ドライヴァー(『ブラック・クランズマン』)
サム・エリオット(『アリー/スター誕生』)
サム・ロックウェル(『バイス』)

◆助演女優賞
レジーナ・キング(『ビール・ストリートの恋人たち』)
エマ・ストーン(『女王陛下のお気に入り』)
レイチェル・ワイズ(『女王陛下のお気に入り』)
エイミー・アダムス(『バイス』)
マリーナ・デ・タビラ(『ROMA/ローマ』)

◆助演女優賞
◎レジーナ・キング(『ビール・ストリートの恋人たち』)
△エマ・ストーン(『女王陛下のお気に入り』)
△レイチェル・ワイズ(『女王陛下のお気に入り』)
△エイミー・アダムス(『バイス』)
マリーナ・デ・タビラ(『ROMA/ローマ』)

◆オリジナル脚本賞
デボラ・デイヴィス、トニー・マクナマラ(『女王陛下のお気に入り』)
ポール・シュレイダー(『魂のゆくえ』)
ブライアン・ヘイズ・カリー、ピーター・ファレリー、ニック・ヴァレロンガ(『グリーンブック』)
アルフォンソ・キュアロン(『ROMA/ローマ』)
アダム・マッケイ(『バイス』)

◆脚色賞
ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン(『バスターのバラード』)
バリー・ジェンキンス(『ビール・ストリートの恋人たち』)
ブラッドリー・クーパー、ウィル・フェッターズ、エリック・ロス(『アリー/スター誕生』)
ニコール・ホロフスナー、ジェフ・ウィッティ(『ある女優作家の罪と罰』)
スパイク・リー、デヴィッド・ラビノウィッツ、チャーリー・ウォッチェル、ケヴィン・ウィルモット(『ブラック・クランズマン』)

◆撮影賞
ルーカス・ザル(『COLD WAR あの歌、2つの心』)
ロビー・ライアン(『女王陛下のお気に入り』)
カレブ・デシャネル(『Never Look Away』原題)
アルフォンソ・キュアロン(『ROMA/ローマ』)
マシュー・リバティーク(『アリー/スター誕生』)

◆編集賞
『ブラック・クランズマン』(バリー・アレクサンダー・ブラウン)
『ボヘミアン・ラプソディ』(ジョン・オットマン)
『女王陛下のお気に入り』(ヨルゴス・ランティモス)
『グリーンブック』(パトリック・J・ドン・ヴィト)
『バイス』(ハンク・コーウィン)

◆美術賞
『ブラックパンサー』
『女王陛下のお気に入り』
『ファースト・マン』
『メリー・ポピンズ リターンズ』
『ROMA/ローマ』

◆衣装デザイン賞
『バスターのバラード』
『ブラックパンサー』
『女王陛下のお気に入り』
『メリー・ポピンズ リターンズ』
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』

◆メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『Border』(原題)
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
『バイス』

◆視覚効果賞
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』
『プーと大人になった僕』
『ファースト・マン』
『レディ・プレイヤー1』
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』

◆録音賞
『ブラックパンサー』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『ファースト・マン』
『ROMA/ローマ』
『アリー/スター誕生』

◆音響編集賞
『ブラックパンサー』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『ファースト・マン』
『クワイエット・プレイス』
『ROMA/ローマ』

◆作曲賞
『ブラックパンサー』(ルドウィグ・ゴランソン)
『ブラック・クランズマン』(テレンス・ブランチャード)
『ビール・ストリートの恋人たち』(ニコラス・ブリテル)
『犬ヶ島』(アレクサンドル・デスプラ)
『メリー・ポピンズ リターンズ』(マーク・シャイマン)

◆歌曲賞
All the Stars(『ブラックパンサー』)
I’ll Fight(『RBG』原題)
The Place Where Lost Things Go(『メリー・ポピンズ』)
Shallow(『アリー/スター誕生』)
When a Cowboy Trades His Spurs for Wings(『バスターのバラード』)

◆長編アニメーション映画賞
『インクレディブル・ファミリー』
『犬ヶ島』
『未来のミライ』
『シュガー・ラッシュ:オンライン』
『スパイダーマン:スパイダーバース』

◆外国語映画賞
『Capernaum』(原題/レバノン)
『COLD WAR あの歌、2つの心』(ポーランド)
『Never Look Away』(英題/ドイツ)
『ROMA/ローマ』(メキシコ)
『万引き家族』(日本)

◆長編ドキュメンタリー賞
『Free Solo』(原題)
『Hale County This morning, This evening』(原題)
『Minding the Gap』(原題)
『Of fathers and sons』(原題)
『RBG』(原題)

◆短編ドキュメンタリー映画賞
『Black Sheep』
『End Game』
『Lifeboat』
『A Night at the Garden』
『Period. End of Sentence.』

◆短編実写賞
『Detainment』(原題)
『Fauve』(原題)
『Marguerite』(原題)
『Mother』(原題)
『Skin』(原題)

◆短編アニメーション映画賞
『Animal Behaviour』(原題)
『Bao』
『Late Afternoon』(原題)
『One Small Step』(原題)
『Weekends』(原題)



by sentence2307 | 2019-02-25 13:26 | アカデミー賞 | Comments(0)
いよいよアカデミー賞の発表が来週に迫ってきました、なんだか落ち着きません。

ルーティンとまではいえませんが、最近では、パソの前に座わって、まず見るのは「アカデミー賞」関係の記事とかで、それをひと当たり見てからでないと、ほかのことをする気になど、どうしてもなれないのです。

ノミネート作品のなかには日本公開が未定の作品も結構あり、当然チェックした時点では原題表示なのが、情報が日々更新されていくなかで、知らないうちに原題からかけ離れた邦題がつけられていたりして、その新旧情報が入り乱れてアップされていることに気づかず、題名は違うのにどうも似たような作品(実は、同じ作品)があるなとか思いながら右往左往し、正直、訳が分からなくなって、仕方なくスタッフやキャストの基本情報を付け合わせて特定するという厄介な作業を幾度か繰り返してきました。

そのような状況のなかで、昨日などは衝動的に思いついたキイワード「オスカー直前予想」という言葉であちこち検索をかけていたら、たまたまwowowのオンデマンドで「第91回アカデミー賞 直前予想」という番組がアップされていることを知り、このリアルタイムな番組をどうにか見逃さずにすみました。

その番組の司会者は町山智浩、それからコメンテーターはVariety副編集長のティム・グレイとLA映画批評家協会員エイミー・ニコルソンのふたりで、そこで話されていた「作品賞」「監督賞」「主演男優賞」「主演女優賞」「助演男優賞」「助演女優賞」の有力な候補作品をちゃっかり自分のブログに引用させてもらったというわけです。

そして、そのwowowオンデマンドでは、引き続きノンフィクションW「WHY MEXICO? ~アカデミー賞に輝く越境者たち」というドュメンタリーがアップされていたので、ついでといったらなんですが、引き続いて見てみました。

内容は、このところのアカデミー賞を席巻している感のあるメキシコ出身の3人の気鋭監督(アルフォンソ・キュアロン、ギレルモ・デル・トロ、アレハンドロ・ゴンサレス・イニャリトゥ)が、ハリウッドにくるまでのメキシコ当時の厳しい政治的規制のなかで、自由な映画づくりを求めながらも苦慮し行き詰った青春の日々の失意と渇望を、当時の関係者へのインタビューをとおして回想したドキュメンタリーでした。

自分は一瞬、政治的な束縛や厳しい規制に囚われた経験が、彼らの映画にみずみずしさを描く活力の基盤になっているのだとしたら、それはずいぶんと皮肉な話だなと思いかけたのですが、すぐに思い直しました。

きっとそれは、そうではなくて、どこぞの国の映画人のように「貧困」も「自由」の意味も実感できず理解もできずに見失い、すっかり平和ボケして、ふやけてチャラチャラしたぶざまな「学園映画」しか撮ることしかできなくなってしまった彼らこそが、むしろ世界の辺境に追いやられた哀れで不幸でみすぼらしい、「豊かさ」という刑罰に処せられて盲しいた映画難民なのではないかとチラッと思ったりしました。

受賞作を選出するアカデミー会員がどう考えるかは別として、今回のアカデミー賞のノミネート作品をみわたしてみると、やはりダントツは、アルフォンソ・キュアロン監督の「ROMA/ローマ」でしょうか。

映画批評家の解説とか予告編とかを見ていると、なんだかこの作品は、まるでロッセリーニの「無防備都市」を思わせる迫力さえ感じさせます。

この作品は、「作品賞」「監督賞(アルフォンソ・キュアロン)」「主演女優賞(ヤリツァ・アパリシオ)」「助演女優賞(マリーナ・デ・タビラ)」でノミネートされています。

守銭奴トランプなら「この野郎、今年もぼったくるのか!」と激怒するに違いありませんが、実は、メキシコには、かつて映画作りにおいて燦然たる歴史があります、ブニュエルのメキシコ時代の傑出した諸作品、当時のメキシコにこれだけの名優がそろっていたのかと驚愕した記憶がいまも鮮明に残っています。



ルイス・ブニュエル監督の32作品(【】はメキシコ時代の作品)

★アンダルシアの犬(1928仏) ルイス・ブニュエル監督
薄雲が月きを横切るのを見た男が若い女の眼を剃刀で真横に切り裂く。8年後。若い男が自転車で若い女の部屋を訪ねるがドブに落ちる。浜辺で別な女が切断された手首を拾おうとすると、警官が拾って自転車の男が持っていた箱に入れて渡す。若い女の部屋では、愛撫を拒まれた若い男が紐を引くと二人の修道士、腐ったロバの死体を載せた二台のピアノなどがつながれていた。男の手の穴から蟻がどんどん這い出す。男の口が消えて毛が生える。ラストは春。砂漠に埋まった男女が虫にたかられている。

スペイン出身の異才ルイス・ブニュエルが1928年に手がけた実験的ショートフィルム(映像詩)である。当時、アナキズムに心酔していたブニュエルによる、「映画の機能を否定した映画」である。共同脚本にサルバドール・ダリ。20年代に最高潮に達したアバンギャルド映画の頂点を飾る傑作で、60年には、28年の完成当時上映に際してブニュエル自らが蓄音機を回していた音楽を選び、自らサウンド版を作成した。主たるストーリーというものはないが、大筋では男性と女性の情のもつれを描くものの明快なストーリーはなく、冒頭、女性の眼球が剃刀で切り裂かれるシーンに始まり、月を遮る一筋の雲のほか、切断され路上に転がった手首を見つめ杖でつつく女装の男、痙攣する手のひらから這い出してくる蟻など、脈略のない悪夢的で奇怪・衝撃的な謎めいたイメージ映像が連続して描かれる。それらはブニュエルとダリが互いに出し合ったイメージであり、観客はそれらシュールなイメージの重なりから、新たなイメージを喚起される。最初の上映にあたり、ブニュエルは、観客たち(パブロ・ピカソ、アンドレ・ブルトン、ジャン・コクトー、マックス・エルンスト、ル・コルビュジエ、ルネ・マグリット、ポール・エリュアール、ルイ・アラゴン、マン・レイ、トリスタン・ツァラら)の抗議に対抗することを予想して、投げつけるための小石を用意していたが、観客たちは拍手喝采で応え、ブニュエルはシュルレアリストのグループへの仲間入りを認められたといわれる。女性が目を剃刀で切られるシーンでは、ブニュエルによれば死んだ子牛の目を用いたそうだが、その事実が知られるまでは、豚や馬の目、もしくは死体を使って撮ったのではないかと言う様々な憶測が飛び交ったが、内戦状態に入る政情不安のスペインで作られた点は注目すべきものがある。
(1928フランス)監督・ルイス・ブニュエル、脚本・ルイス・ブニュエル、サルバドール・ダリ、撮影・アルベール・デュヴェルジェ、美術・ピエール・シルズネック、編集・ルイス・ブニュエル、音楽・ワークーナー「トリスタンとイゾルデ」、アルゼンチン・タンゴより、
原題Un Chien Andalou、モノクロ、上映時間17分
出演・シモーヌ・マルイユ(若い女)、ピエール・バチェフ(若い男)、ジェムミラヴィル(浜辺の女)、ルイス・ブニュエル(剃刀の男)、サルバドール・ダリ(修道士)


★黄金時代(1930仏)
サソリの這う岩石ごしに司祭の一団がミサをあげているのを見た盗賊が仲間を呼んで戻ると司祭は骸骨になっていた。海岸に新たに司祭、軍人、大臣らが上陸する。ローマ帝国建設の儀式が始まるが、すぐ隣の泥の中で男女が戯れている。男は逮捕され、大臣に非難されるが、決然と愛する女の元に帰る。しかし、ふたりは仲を引き裂かれ、怒った男は燃えるモミの木、大司教、羽根などを窓から放り出す。そのころモリニイ城では、「ソドム120日」の狂宴を終えた4人の極悪人が城をあとにした。首領ブランジー公爵にキリストのイメージがダブッて終わる。
(1930フランス)監督・ルイス・ブニュエル、脚本・ルイス・ブニュエル、サルバドール・ダリ、撮影・アルベール・デュヴェルジェ、美術・ピエール・シルズネック、編集・ルイス・ブニュエル、音楽・ジョルジュヴァンパリス、メンデルスゾーン、モーツァルト、ベートーヴェン、ドビュッシーワグナーより、モノクロ、上映時間62分
出演・リア・リス(女)、ガストン・モド(男)、マックス・エルンスト(盗賊の首領)、ピエール・プレヴェール(盗賊ペマン)、リヨネル・サラン、ヴァランティーヌ・ユゴー、


★糧なき土地(1932仏)
スペインの荒涼たるウルデス地方のドキュメンタリー映画。極度の貧困、飢え、病気などが支配する世界を描く。文明が美しく発展したヨーロッパの都市のわずか100キロの地に、まるで原始そのままの無残な日々を生きる人々の村がある。栄養失調のため不自由な身体の人々、ただ死を待つのみの人々。死と背中あわせの日常のなかから聖者に救いを求める人々、だが、ブニュエルはその人々のなかにこそ聖者の姿を見ている。
製作はラモン・アシン、監督・脚本・編集は「自由の幻想」のルイス・ブニュエル、撮影はエリ・ロタール、が各々担当。ブラームスの「第四交響曲」が挿入されている。フランス語
(1932スペイン)監督・ルイス・ブニュエル、脚本・ルイス・ブニュエル、製作・ラモン・アシン、撮影・エリ・ロタール、コメンタリー・ピエール・ユニク、フリオ・アシン、朗読・アベル・ジャッカン、美術・ピエール・シルズネック、編集・ルイス・ブニュエル、音楽・ブラームス「交響曲第4番」より、助監督・ピエール・ユニク、チャンセスベントゥーラ、題名はTerre Sans Pain。モノクロ、上映時間27分


★グラン・カジノ【1946メキシコ】
ブタ箱から逃げ出したものの職にあぶれているヘラルド(ホルヘ・ネグレーテ)とデメトリオ(フリオ・ビリャレアル)の二人組はグラン・カジノで知り合ったエリベルト(アグスティン・イスンサ)と意気投合、彼の口利きでエンリケの経営する油井で働くことになった。ところが油井の横取りを企む土地のヤクザ、ラヤド一家のボス、ファビオ(ホセ・バビエラ)に脅迫されていたエンリケはファビオの持ち物であるカジノで謎の失踪、そこへエンリケの妹で歌手のメルセデス(リベルタ・ラマルケ)がアルゼンチンからやってきた。ヘラルドは彼女に事件の経過を話すと、危険だから国に帰るよう勧めるが、どうやら彼女はヘラルドが兄の失踪に関係があると疑ったらしく、その謎を探ろうと単身歌手としてカジノに潜入する。そんな中、今度はデメトリオが失踪を遂げた。エルベルトの口から兄とデメトリオの死がファビオによるものであったことを知ったメルセデスはヘラルドに謝りに向かい、誤解を解き合って愛を確かめた二人は復讐を果たすためカジノに乗り込む。ヘラルドはファビオの口を割らせて事件の真の黒幕がマネケルマンという男であることを知るが、そこへ警察がやって来て逆にヘラルドが捕まってしまう。メルセデスはヘラルドの身を救うためにマネケルマンのもとへ向かい、油井を売り渡す契約をする。釈放されたヘラルドとメルセデスは一緒に町を出るが、その耳にドカンという音が聞こえてきた。万が一自分の身に何かあってカジノから戻ることができなかった場合、油井を爆破するようにというヘラルドの指示を知った上でのメルセデスの行動であったのである。

ルイス・ブニュエルがメキシコ時代の第一作として監督した、歌あり踊りありの異色娯楽作。石油ブームに湧くメキシコの油田地帯タンピコに、若い女メルセデスが、兄を殺した男に復讐するためにやってきた。しかし、ふたりは恋に落ちてしまう。人気歌手二人を主演にしたミュージカル映画。
(1946メキシコ)監督・ルイス・ブニュエル、脚本・マウリシオ・マグダレーノ、エドムンド・バエス、原作・ミシェル・ヴェベール、製作・オスカル・ダンシヘルス、撮影・ジャック・ドレイパー、美術・ハビエル・トレス・トリハ、音楽・マヌエル・エスペロン、編集・グロリアシェーマン、モノクロ、上映時間85分
出演・リベルタ・ラマルケ(メルセデス)、ホルヘ・ネグレーテ(兄の仇ジェラルド)、メルセデス・バルバ(Camelia)、アグスティン・イスンサ(Heriberto)、ホセ・バビエラ(Fabio)、フリオ・ビリャレアル(Demetrio)


★のんき大将【1949メキシコ】
妻に先立たれて以来酒浸りの日々を送るラミロ(フェルナンド・ソレール)を何とか立ち直らせようと親戚たちは二日酔いの彼をボロアパートにかつぎ込み、自分たちも貧相なふりをして、目覚めたラミロに、彼が2年間も正気を失なっている間に一家は破産、家も取り上げられたのだと嘘の宣告をしてショック療法を試みた。ところが薬が利きすぎたラミロはひどい落ち込みよう、あげくの果てに自殺しようとする。それを止めたのが同じアパートに住む青年、パブロ(ルーベン・ローホ)。彼の口からラミロは自分が眠っていたのが一晩に過ぎないことを知り、家族の芝居に気づく。そこでラミロはそれを逆手にとって自分勝手な家族の性格を矯正すべく、嘘から出たまこと、破産が現実になったと嘘をつく。最初は落胆していた家族もしだいに見違えるように勤勉になり、ラミロの娘のビルヒニア(ロサリオ・グラナドス)とパブロの間に恋も芽ばえて、ラミロは葬儀屋で働くと称しては昼間は自分の会社の経営に余念のない毎日、財産ももとの二倍に増えた。そんな中、ビルヒニアのかつての婚約者アルフレドが訪ねてくる。境遇の変化にも変わらぬ愛を告白するフルフレドにビルヒニアの心は揺れ動く……。そんな中ついにラミロの芝居がばれ、家族は無事もとの生活に戻るが、一人収まらないのはビルヒニアを愛していたパブロ、金持ちにもてあそばれただけだったとすっかりカンカン。しかしそれをよそにビルヒリアとアルフレドの結婚式の準備は進められてゆく。が、式の当日の土壇場になってラミロはアルフレドの行動が、ラミロの芝居を見抜いた上でのものであり、彼の本心が財産目当てであることを知って神父に結婚の異議を申し立て、ビルヒニアは花嫁衣裳のまま、やはり彼女のことが忘れられず戻ってきたパブロの腕の中に飛び込んでゆく。

妻の死後、酒浸りになった億万長者ドン・カミロに、親類たちは策謀で破産を宣告。貧民窟で絶望した彼は自殺を図るが失敗し、策謀を知る。彼は、破産は事実であると逆に親類に嘘をついて復讐するというコメディ。ルイス・ブニュエルがアドルフォ・トラードの戯曲を基に、その多彩な才能の一端を見せるメキシコ時代の監督第二作。
(1949メキシコ)監督・ルイス・ブニュエル、脚本・ルイス・アルコリサ、ラケル・ローハス、原作戯曲・アドルフォ・トラード、製作・オスカル・ダンシヘルス、フェルナンド・ソレル、撮影・エセキエル・カラスコ、音楽・マヌエル・エスペロン、編集・カルロス・サヴァーヘ、美術・ルイス・モヤ、ダリオ・カバニャス、
モノクロ、上映時間90分
出演・フェルナンド・ソレール(ドン・ラミロ)、ロサリオ・グラナドス(Virginia)、ルーベン・ロホ(Pablo)、Maruja Griffell(Milagros)、アンドレス・ソレル(Ladislao)、ルイス・アルコリサ(Alfredo)、


★忘れられた人々【1950メキシコ】
メキシコの大都会の裏には、悲惨な生活を送る貧しい人々の集落があった。そこの子供たちは悪に染まって行くばかりで、手のつけられぬ存在であった。その頃、かれらの首領格ハイボ(R・コボ)は感化院を脱走して、再び不良仲間の前に姿をあらわした。ハイボは自分が感化院へ送られたのはジュリアンの密告だと知って、ひそかに復讐を誓った。ハイボらは、市場へ出かけ、そこにいる盲目の音楽師を襲おうとした。彼は自分の体に笛、太鼓、ギターをくくりつけ弾きながら歌って金を乞う哀れな老人であった。ハイボらは彼の銭入れを狙って失敗し、その夕方、彼を待伏せて惨々な目にあわせた。不良仲間の一人ペドロにはまだ女盛りの母とたくさんの弟妹たちがいた。夜おそく帰って来たペドロは母に叱りつけられ食事を与えられないで追い出された。彼は迷子のオイトスに出会い、オイトスを連れて仲間のカカリツオの納屋へ泊りに行った。そこへ宿なしのハイボも泊りに来た。カカリツオの妹メチェは美しい少女で、いつも彼女に関心を見せるハイボを嫌い、ペドロやオイトスに優しくした。翌日、ハイボはペドロにジュリアンを呼び出させ、密告の仕返しにジュリアンを殴殺した。オイトスは盲目の音楽師と知り合い、彼に養って貰うことになった。やがてジュリアンの死体が発見され、警察の動きか目立って来た。ハイボは唯一の目撃者であるペドロを脅迫し、口を封じた。その晩ペドロは夢を見た。ジュリアン殺人事件におびえ、母の優しい愛情を求める夢だった。ペドロは母をよろこばそうと決心し、鍛冶屋に徒弟奉公したが、ハイボが来てナイフを盗んたので、ペドロも逃げなければならなくなった。ハイボはペドロを見張るため彼の家へ行った。ペドロは居ず、脚を洗う母に欲清を感じてハイボは彼女と関係した。ペドロは遂に感化院へおくられた。そこの校長はペドロの性質が善良なことを見ぬいて金を与え使いに出した。しかし、ハイボが待伏せしていて金を奪ったので、ペドロはハイボのジュリアン殺しを人々に告げた。ペドロはハイボに殺され、ハイボも警官に射殺された。

「アンダルシアの犬」など前衛映画作家として知られたルイス・ブニュエルが1950年に監督したメキシコ映画、肉体の中を彷徨う無垢な精神が瞬間に垣間見た意味。悪に染まった少年たちの生態を描いたもの。これを見ればブニュエルが分かる。決して忘れてはいけない幻想とリアリズムの融合。
(1950メキシコ)監督・ルイス・ブニュエル、脚本・ルイス・ブニュエル、ルイス・アルコリサ、製作・オスカル・ダンシヘルス、撮影・ガブリエル・フィゲロア
出演・エステラ・インダ(Marta)、アルフォンソ・メヒア(Pedro)、ロベルト・コボ(Jaibo)、ミゲル・インクラン(Blind)、Alma Della Fuentes(Meche)、


★スサーナ【1950メキシコ】
嵐の中、刑務所の柵を破って脱走したスサーナ(ロシータ・クィンタナ)は、信仰深い大農場を経営する一家に助けられる。居候として住みついたスサーナは、家長グアダルーペ(フェルナンド・ソレール)やその息子アルベルト(ルイス・ロペス・ソモサ)らを自分の魅力を振りまいて、次々に誘惑していく。使用人のヘスス(ヴィクトル・マヌエル・メンドーサ)は、ある日通りすがりの警官から脱走した女囚の話を聞き、それがスサーナであると直感して、それを口実に彼女に近づこうとする。色仕掛けの罠にはまった家長を唆かして妻カルメン(マチルデ・パロウ)を離縁させ、その後釜に坐ろうと画策しているスサーナは、相手にしない。じっと耐えていた妻はついに、夫との仲を嫉妬し、激情に駆られてスサーナを痛めつけ始める。そこへ、ヘススが警官を連れてやって来る。スサーナは逮捕され、家族達は目が醒める。翌朝、一家はスサーナが去り、秩序が戻ったことを神に感謝するのだった。

悪魔的な女性と、彼女に翻弄される家族を描く。祈りが通じて感化院を脱走したスサーナは、ある敬虔な農家に逃げ込む。家長から息子たちまでスサーナの虜となる。妻と離婚してまで家長はスサーナを求める。
(1950メキシコ)監督・ルイス・ブニュエル、脚本・ルイス・ブニュエル、ハイメ・サルバドール、ロドルフォ・ウシグリ、原案・マニュエル・レアーチ、製作・セルヒオ・コーガン、撮影・ホセ・オルティス・ラモス、美術・グンテル・ヘルソ、音楽・ラウル・ラビスタ、録音・ニコラス・ド・ラ・ロゼ、編集・ホルヘ・ブストス
出演・ロシータ・クィンタナ(Susana)、フェルナンド・ソレール(Don Guadalupe)、ビクトル・マヌエル・メンドーサ(Jesus)、ルイス・ロペス・ソモサ(Alberto)、マチルデ・パロウ(Dona Carmen)、Maria Gentil Arcos(Felisa)、


★ペテン師の娘【1951メキシコ】
老いた酒場のおやじドン・キンティンは妻に死なれて孤独の身になった。彼は20年前に捨てた娘を探している。ある日ふとしたことで、若い男と大喧嘩をするが、男が連れていた妻こそ娘だった。

ルイス・ブニュエルが35年にスペインで映画化したカルロス・アルコリサの戯曲『苛烈な男ドン・キンティン』を、ブニュエル自身がメシコで再映画化した作品。頑固な父親が生き別れになった娘と再会するまでのトラブルをコミカルに描く。
(1951メキシコ)監督:ルイス・ブニュエル、製作・オスカル・ダンシヘルス、脚本・ラケル・ロハス・デ・アルコリサ、ルイス・アルコリサ、原作・カルロス・アルニーセス、撮影・ホセ・オルティス・ラモス、美術・エドワード・フィッツジェラルド、編集・カルロス・サバーヘ、音楽・マヌエル・エスペロン、
主演:フェルナンド・ソレル(ドン・キンティン)、アリシア・カーロ(その娘マルタ)、ルーベン・ローホ(その夫パコ)、フェルナンド・ソト、


★愛なき女【1951メキシコ】
古美術商を営む資産家夫婦の仲は冷めきっていた。というのも妻ロサリオ(ロサリオ・グラナドス)には、25年前に長男カルロスが子供のころ家出をし、山でさまよってるところを助けたフリオ(ティト・フンコ)と恋に落ち、失敗した経験があったからである。月日が経ち、成人した次男のカルリートス(ハイメ・カルペ)に突如莫大な遺産が転がり込む。贈り主は、一度は成就しかけたロサリオとの愛を諦めて国を離れたフリオだった。その金でカルリートスは豪華な結婚式を挙げるが、式の最中に父のドン・カルロス(フリオ・ビリャレアル)は急死する。医師であるカルロス(ホアンキン・コルデロ)は、研究のための資金が欲しかったばかりでなく、弟の新妻は彼が想いを寄せていた女性であったことから弟を敵視し始める。彼は母が隠していた写真から彼女の不義を知り、弟の出産に疑惑を抱くようになる。やけになったカルロスは熱帯行きを決意するが、弟と口論するうちにあやうく殺し合いの喧嘩になりかける。その時、母は決然と自らの過去を明らかにし、息子たちとも別れて、独り愛人の想い出とともに生きることを宣言するのだった。
憎しみ合う兄弟の悩みと和解を描く家族劇。骨董屋の妻が技師と恋に落ちるが夫とは別れず、不毛の結婚生活と不倫関係を25年にわたって続ける。
(1951メキシコ)監督・ルイス・ブニュエル、製作・セルヒオ・コーガン、原作・ギイ・ド・モーパッサン『ピエールとジャン』、脚本・ハイメ・サルバドール、撮影・ラウル・マルティネス・ソラレス、音楽・ラウル・ラヴィスタ、美術・グンテル・ヘルソ、編集・ホルヘ・ブストス、
出演・ロサリオ・グラナドス(ロサリオ)、フリオ・ビリャレアル(ドン・カルロス)、ティト・フンコ(フリオ)、ホアキン・コルデロ(カルロス)、ハイメ・カルペ(カルリートス)、


★昇天峠【1951メキシコ】
メキシコ、ゲレーロ州海岸地方のある村。三男坊オリヴェリオ(エステバン・マルケス)の結婚式の当日、突然病床の母親(レオノーラ・ゴメス)の容体が悪くなる。欲深い兄達は、息のあるうちに自分たちに都合のよい遺言状を作ろうと必死で、財産の中でも価値の高いメキシコシティの家を狙っている。しかし母親は孫である死んだ娘の子供にその家を譲りたいと思い、一番信頼できるオリヴェリオに法的効力のある遺言状を作って欲しいと頼む。オリヴェリオは代埋人のいる隣町まで、おんぼろバスに乗って出発する。バスに乗ると、いろいろな珍事が続出、霧が発生するし妊婦は産気づき、峠の一本道なのに滅多に来ない対向車が来る。川にさしかかるとぬかるみにはまり込み、オリヴェリオは男好きな娘ラクェル(リリア・プラド)に誘惑される。バスはようやくスピードを出し始めたが、突然運転手のシルヴェストロ(ルイス・アセヴェス・カスタニェダ)が実家のある村に立ち寄ると言い出す。この日は彼の母親の誕生日で、乗客全負が宴席に招待される。果てしなく続く宴会にうんざりしたオリヴェリオは、バスを失敬してラクェルとともに町へむかい、途中昇天峠でついにラクェルと結ばれてしまう。公証人の知恵で証文を作ってもらったオリヴェリオは、故郷の村に戻ると既に息をひきとっていた母の拇印を証文に押す。かくしてメキシコシティの家は孫に渡ることになった。

危篤の母親の依頼で公証人を呼びに行く息子の奇妙なバス旅行を描く。結婚式直後、母の危篤を知ったオリベリオは、自分に有利な遺言状に捺印してもらうために新妻を残してバスで郷里に向かう。バスは途中、昇天峠を越えるが、その間バスでは様々な予期せぬ出来事が展開する。妊婦の早産、娼婦の誘惑、運転手の開く宴会、ぬかるみや牛の妨害などなど、母の枕元にたどり着いた時には母は死んでいた。しかし、なぜか彼は母の捺印を得られた。
(1951メキシコ)監督・ルイス・ブニュエル、製作・原案・マヌエル・アルトラギーレ、マリア・ルイサ・ゴメス・メナ、脚本・アルトラギーレ、ブニュエル、ファン・デ・ラ・ガバダ、リリア・ソラノ・ガリアナ、撮影・アレックス・フィリップス、音楽・グスタボ・ピッタルーガ、美術・特殊効果・エドワード・フィッツジェラルド、ホセ・ロドリゲス・グラナダ、編集・ラファエル・ポルティーリョ、録音・Eduardo Arjona、Jesus Gonzalez Gancy、
出演・リリア・プラド(ラケル)、エステバン・マルケス(オリベリオ)、カルメリタ・ゴンサレス(その新妻アルビーナ)、レオノーラゴメス(母)、ルイス・アセヴェス・カスタニェダ(Silvestre)、 マニュエル・ドンデ(Eladio Gonzalez)


★乱暴者【1952メキシコ】
肉屋で働くペドロ(ペドロ・アルメンダリス)は、大柄な体躯と腕っぷしの強さを誇って、地主カブレラ(アンドレス・ソレール)の用心棒をしていた。ある日、団結して抵抗する小作人たちを訝しく思っていたカブレラは、ペドロに命じてその代表の男を殺させる。自らも傷を負ってペドロは復讐しようとする小作人たちの網をかいくぐり、殺した代表の娘メチェ(ロシータ・アレナス)を人質にとって逃走した。ペドロが父の仇とは知らぬメチェは地主に搾取されてきた小作人の苦しい事情を話すと、ペドロは何も考えずに強い者の味方をしてきたことを後悔し、心を改める。しかしペドロに目をかけてきたカブレラの妻パロマ(カティ・フラード)は、メチェに対する嫉妬から父親を殺したのがペドロであることを話してしまう。真相を知ったメチェに追い出されたペドロは町に舞い戻る。ペドロに妻を寝とられたカブレラがペドロを殺そうと待ち構えるが、逆に息の根を止められる。パロマのタレこみで警察はペドロを指名手配する。メチェは彼のことを許すのだが、逆に見つかり警察に射殺されるのだった。

力持ちで優しい用心棒に起こる悲劇的な結末に終るメロドラマ。地主カブーラの用心棒ペドロは、命令されて小作人の代表を殺し、復讐を恐れてその娘メチェを人質にして逃走する。父の仇とは知らないメチェは、小作人の実情を話し、ペデロは改心するが、恋仲だった地主の妻パロマが嫉妬からメチェに事実を話し、メチェはペドロを追い出す。妻を寝取られたガブレーラは、ペデロを殺そうとするが、殺人犯ペデロは警察に射殺される。
(1952メキシコ)監督ルイス・ブニュエル、製作セルヒオ・コーガン、脚本ブニュエル、ルイス・アルコリサ、撮影アグスティン・ヒメネス、美術グンテル・ヘルソ、ロベルト・シルヴァ、編集ホルヘ・ブストス、音楽ラウル・ラヴィスタ
出演・ペドロ・アルメンダリス(ペドロ)、カティ・フラード(パロマ)、ロシータ・アレナス(Meche)、アンドレ・ソーラー(Andres Cabrera)、ロベルト・マイヤー(Carmelo Gonzalez)、ベアトリス・ラモス(Dona Marta)、


★ロビンソン漂流記【1952メキシコ】
生き残りを賭けた極限のサバイバル
(1954メキシコ)監督:ルイス・ブニュエル
主演:ダニエル・オハーリヒー


★エル【1953メキシコ】


一人の男が強迫観念に捕われ、異常になっていく様を描く。
(1952メキシコ)監督・ルイス・ブニュエル、製作・オスカル・ダンシヘルス、原作・メルセデス・ピント、脚色・ブニュエル、ルイス・アルコリサ、撮影・ガブリエル・フィゲロア、美術・エドワード・フィッツジェラルド、パブロ・ガルヴァン、編集・カルロス・サヴァヘ、音楽・ルイス・ヘルナンデス・ブレトン、
主演:アルトゥーロ・デ・コルドヴァ


★嵐が丘【1953メキシコ】
エミリー・ブロンテの原作を基に男女の狂おしいまでの愛と情熱を描く。製作はオスカル・ダンシヘルスとアベラルド・L・ロドリゲス、監督は「愛なき女」のルイス・ブニュエル。ブロンテの原作をフランス時代にブニュエルとピエール・ユニクが脚本化、それをブニュエル、フリオ・アレハンドロ、アルドゥイノ・マイウリが脚色。撮影はアグスティン・ヒメネス、美術はエドワード・フィッツジェラルド、音楽はラウル・ラヴィスタでリヒャルト・ワグナーの「トリスタンとイゾルデ」を使用。出演はイラセマ・ディリアンほか。
(1953メキシコ)監督:ルイス・ブニュエル
主演:イラセマ・ディリアン

★幻影は電車に乗って旅をする【1953メキシコ】
失業者二人によって勝手に乗りまわされる廃車寸前の市電の車窓に映る風景を通して、日常に密む夢幻を描き出したドラマ。製作はアルマンド・オリベ・アルバ、監督はルイス・ブニュエル、脚本はマウリシオ・デ・ラ・セルナの原作を基にブニュエルとルイス・アルコリサ、ホセ・レベルタスの共同、撮影はラウル・マルティネス・ソラレス、音楽をルイス・ヘルナンデス・ブレトンがそれぞれ担当。出演はリリア・プラド、カルロス・ナヴァロほか。
幻影は市電に乗って旅をする、市電の夢、真夜中の、路面電車…
(1953メキシコ)監督:ルイス・ブニュエル
主演:リリア・プラド

★河と死【1954メキシコ】
長年、対立しあう2つの家庭の争いをコミカルに描くドラマ。監督は「欲望のあいまいな対象」のルイス・ブニュエル、製作はアルマンド・オシーヴェ・アルバ、ミゲル・アルバレス・アコスタの『黒い岩の上の白い壁』の小説を基にブニュエルとルイス・アルコリサが脚本を執筆、撮影はラウル・マルティネス・ソラレス、音楽はラウル・ラヴィスタが担当。
(1954メキシコ)監督:ルイス・ブニュエル
主演:コルンバ・ドミンゲス

★犯罪の試み(アルチバルド・デラクルスの犯罪的人生)【1955メキシコ】
ブニュエルのメキシコ時代の作品で、アルモドバル監督の「ライブ・フレッシュ」に引用されるなど、最も愛すべき傑作として語られてきた。日本では40年の時を超えてついに公開された。少年アルチバルドは美しい家庭教師からオルゴールを鳴らせば思い通りに人を殺せると教えられる。その彼女は言葉通りにオルゴールの音の中で死んでしまった。大人になったアルチバルドは、革命騒ぎで失われていたオルゴールと再会。その日から、彼の周りで美女たちが次々に死んでいく。
(1955メキシコ)監督:ルイス・ブニュエル
主演:エルネスト・アロンソ

★それを暁と呼ぶ(1955仏伊)
(1956イタリア/フランス)監督:ルイス・ブニュエル
主演:ジョルジュ・マルシャル

★この庭での死【1956仏メキシコ】
シュールレアリズムの巨匠、ルイス・ブニュエルの幻の怪作。金の採掘者たちが集まるキャンプ近くの村にやって来た山師が拘束された。採掘者たちの騒ぎに乗じて逃げ出した彼は、仲間とともにサバイバルを展開する。朽ちていく文明の中で…
(1956フランス,メキシコ)監督:ルイス・ブニュエル
主演:シモーヌ・シニョレ

★ナサリン【1958メキシコ】
ベニート・ペレス・ガルドスの原作を基に、メキシコのスラム街の中で信念を貫く一人の神父の姿を描いたルイス・ブニュエル監督の59年度カンヌ映画祭特別審査員賞受賞作。脚本はブニュエルとフリオ・アレハンドロの共同、撮影はガブリエル・フィゲロアが担当。出演はフランシスコ・ラバル、マルガ・ロペスほか。最後のセリフ、神と人の間、虚しさを噛み締める映画
(1958メキシコ)監督:ルイス・ブニュエル
主演:フランシスコ・ラバル

★熱狂はエルパオに達す【1959仏メキシコ】
36歳の若さでこの世を去ったフランスの貴公子、ジェラール・フィリップの最後の主演作。自由主義に奔走した男の皮肉な運命を描く、ルイス・ブニュル渾身の力作! ブニュエル、ジェラール・フィリップの遺作
(1959メキシコ/フランス)監督:ルイス・ブニュエル
主演:ジェラール・フィリップ

★若い娘【1960米メキシコ】
シュールレアリスト、ルイス・ブニュエル監督の珍しい英語劇。レイプ犯の濡れ衣を着せられ、逃亡した黒人ミュージシャンのトレヴァー。そこで3人の男女と出会い、彼らの奇妙な共同生活が始まるのだが……。ハイヒールでスキップ
(1960アメリカ/メキシコ)監督:ルイス・ブニュエル
主演:ザカリー・スコット


★ビリディアナ (1961スペイン) ルイス・ブニュエル監督
カンヌ国際映画祭(1961年・パルム・ドール)
(1960スペイン)監督:ルイス・ブニュエル
主演:シルヴィア・ピナル

★皆殺しの天使【1962メキシコ】
「アンダルシアの犬」の異才ルイス・ブニュエルが1962年にメキシコで手がけた作品で、ある邸宅に閉じ込められたブルジョワたちがたどる意外な運命を、ブラックなブルジョワ批判を交えつつ描いた不条理劇。オペラ観劇後に晩餐会に招かれ、ノビレ夫妻の邸宅を訪れた20人のブルジョワたち。晩餐を終えた彼らは客間にすっかり腰を落ち着かせ、夜が明けても全員が帰る方法を忘れたかのように客間を出ることができなくなってしまう。そのまま数日が過ぎ、水や食料も底を突いて命を落とす者まで出現。ブルジョワたちの道徳や倫理が崩壊していく中、事態は異様な展開へ転がりはじめる。第15回カンヌ国際映画祭では賛否両論を巻き起こした。
ルイス・ブニュエルが簡単に観れる時代・・・。かくも長き滞在
(1962メキシコ)監督:ルイス・ブニュエル
主演:シルヴィア・ピナル

★小間使の日記(1964仏伊)
ブニュエル映画として初めて上映禁止にもスキャンダルにもならず世界的にヒットした、製作のシルベルマン、脚本のカリエールとの記念すべき第1作。小間使セレスティーヌがパリからノルマンディーの田舎へやってきた。典型的なブルジョワ生活を送る家人の口うるさい日々に、セレスティーヌは嫌悪感を抱き始める。そんな時、残忍な殺人事件が起こる。犯人をつきとめようとするセレスティーヌの好奇心の行方は……。
ブニュエルらしさ、変な人たち、メイド探偵の失敗、なのか、不穏な雰囲気が漂う
(1963フランス/イタリア)監督:ルイス・ブニュエル
主演:ジャンヌ・モロー

★砂漠のシモン【1965メキシコ】
(1965メキシコ)監督:ルイス・ブニュエル
主演:クラウディオ・ブルック

★昼顔(1967仏)
ヴェネチア国際映画祭(1967年・金獅子賞)
南米アルゼンチン生れのフランス作家ジョゼフ・ケッセルの同名小説の映画化で、「小間使の日記」のルイス・ブニュエルとジャン・クロード・カリエールが共同で脚色、ルイス・ブニュエルが監督した文芸もの。撮影はサッシャ・ヴィエルニー。音楽は使わず自然音だけで効果を狙っている。出演者には、「ロシュフォールの恋人たち」のカトリーヌ・ドヌーヴ、「輪舞」のジャン・ソレル、「恋愛論」のミシェル・ピッコリ、「タヒチの男」のジュヌヴィエーヴ・パージュ、「恋人のいる時間」のマーシャ・メリル、「凶悪犯」のピエール・クレマンティなど。サンローランに包まれた美しいドヌーヴ、何処までも遠のいていく無人の馬車、YSLイヴ・サンローランを着た悪魔! カトリーヌ・ドヌーヴが美しい!
(1967製作国:フランス)監督:ルイス・ブニュエル
主演:カトリーヌ・ドヌーヴ

★銀河(1969仏伊)
無神論者のレッテルを貼られそれを忌み嫌ったブニュエルによる<福音書>。現代からキリストの時代へ、あるいは中世へ、18世紀へ、4世紀へ--SF映画のように自由闊達に飛びながら、パリ郊外からスペインの聖地サンチャゴに至る<銀河>をゆくふたりの怪しげな巡礼ピエールとジャンの冒険譚を描く。シュールで奇妙なロードムービー、ブニュエル風巡礼、せめてこの半分でも出鱈目であれば・・、異国の味
(1968フランス/イタリア)監督:ルイス・ブニュエル
主演:ポール・フランクール

★哀しみのトリスターナ(1970スペイン仏伊) ルイス・ブニュエル監督
母親と死に別れ、没落貴族にひき取られた16歳の少女。やがて彼女は若き画家と駆け落ちするが、その幸せも長くは続かなかった。過酷な運命に翻弄される女性をカトリーヌ・ドヌーヴが熱演する衝撃作。カトリーヌ・ドヌーヴが無垢な女から変身! 昼顔より格段にいいと思う(^-^)b 無垢な心は脆く、崩れやすい、戦慄の中にある美しさ
(1970イタリア,フランス,スペイン)監督:ルイス・ブニュエル
主演:カトリーヌ・ドヌーヴ

★ブルジョワジーの秘かな愉しみ(1972仏) ルイス・ブニュエル監督
アカデミー賞(1973年)
 ブルジョワ階級の、一般階級とは異なる価値観で生きる奇妙な日常をシニカルに描いたドラマ。某国の駐仏大使とその友人一行が、セネシャルの屋敷を訪れる。
分析しないで、不思議な展開を楽しみましょ、くすくす笑える、映画好きのための映画! 欲求不満のブルジョワジーが可笑しい
(1972フランス)監督:ルイス・ブニュエル
主演:ジャン=ピエール・カッセル

★自由の幻想(1974仏)
1808年、スペインのドレドでナポレオン軍に抵抗するスペイン人たちが叫ぶ、「自由くたばれ!」-飛んで現代のパリ。少女が持ち帰った観光絵葉書に興奮する両親、翌朝父親が訪れた医者の看護婦は危篤の父の元へ、不思議なホテルを出た彼女の車に乗り合わせた教授の向う先は……数珠繋ぎの不可解な出来事の果てに動物園の動物たちの向うから叫びが! ブニュエルが完全に自由な映画を作ると宣言した<不可思議3部作>の最終作にして、シュルレアリスム映画の集大成。
不自由なくして自由は有り得ない、シュールなどではない!
(1974フランス)監督:ルイス・ブニュエル
主演:ジャン=クロード・ブリアリ

★欲望のあいまいな対象 (1977仏スペイン) ルイス・ブニュエル監督
ロサンゼルス映画批評家協会賞(1977年)
正体不明のテロ事件が頻発するセビリアの町から、パリ行きの列車に乗り込んだのは、初老のブルジョワ紳士マチュー。追いすがる女にバケツの水を掛けた彼は、驚く乗客たちに奇妙な愛の体験談を語り始める……。姿を現すたびに表情を変える若く美しい小間使コンチータを2人1役という史上初の試みで描いた巨匠ブニュエルの遺作。長期に亘って性欲が理性を凌駕し続けた話。小娘に振り回される初老の男 恋愛哲学
(1977フランス/スペイン)監督:ルイス・ブニュエル
主演:フェルナンド・レイ



by sentence2307 | 2019-02-23 22:04 | アカデミー賞 | Comments(0)

オスカー直前予想!!

「直前予想って、それじゃあまるで競馬の予想と同じじゃん!?」
などと揶揄されそうですが、どちらにせよノミネート作品のうち未見の作品がほとんどなので、選考もへったくれもありません、そもそも迷うような前提条件さえクリアできてないわけですから、あれこれ迷うなんて図々しいことはやめにして、ほら、よく言うじゃないですか、そもそもタイプが全然違うストーリーをどうやって優劣をつけるんだとか、ジャンルそのものが異なる作品をなにを根拠に「こっちが良くて、あっちはダメ」などと言えるのかとか、こまかく考えればそんな選別をすること自体がしょせんは無理な話なので、そうならむしろ気楽にパッパと選んで受賞作を仮定したってなんら差し支えなく、その辺にころがっている怪しげな雑情報を手当たり次第にかき集めて適当にパッチワークし、アカデミー賞の風向きがどうなっているかくらいの「見当」ならどうにかつきそうな気がします(多かれ少なかれ、大方の批評家もそんな感じのガラガラポンで予想しているに違いありません)なのでどうせなら「徹底的に遊び倒したほうが勝ちちゃうのん!!」みたいな割り切り方も必要なのではないかと、すご!!

そこで一応自分的な選定の信憑性を持たせるために、アカデミー賞で「重要な前哨戦」と言われているいくつかの賞の受賞作をチェックしてからノミネート作品の絞りをかけてみようかと思い立ちました。

例えば、ゴールデン・グローブ賞、ブロードキャスト映画批評家協会賞、アメリカ映画協会選出TOP11あたりが、とても参考になる重要な賞だと聞いていますし、また、「組合賞」関係では、アメリカ製作者組合賞、アメリカ監督組合賞、アメリカ映画俳優組合賞が重要なのだそうです、そのほか映画祭ではトロント国際映画祭もチェックしておく必要があるとか。そこでさっそくチェックを始めてみました。

【アメリカ製作者組合賞】
◆作品賞 グリーンブック
◆アニメーション映画賞 スパイダーマン:スパイダーバース
◆ドキュメンタリー映画賞 Won't You Be My Neighbor?

【アメリカ監督組合賞】
◆監督賞 アルフォンソ・キュアロン(ROMA ローマ)
◆監督賞(第一回作品) ボー・バーナム(Eighth Grade)
◆監督賞(ドキュメンタリー) ティム・ウォードル(まったく同じ3人の他人)

【アメリカ映画俳優組合賞】
◆主演男優賞 ラミ・マレック(ボヘミアン・ラプソディ)
◆主演女優賞 グレン・クローズ(天才作家の妻 40年目の真実)
◆助演男優賞 マハーシャラ・アリ(グリーンブック)
◆助演女優賞 エミリー・ブラント(クワイエット・プレイス)
◆アンサンブル演技(キャスト)賞 ブラックパンサー
◆スタントアンサンブル賞 ブラックパンサー
◆功労賞 アラン・アルダ

【アメリカ脚本家組合賞】
◆脚本賞 ボー・バーナム(Eighth Grade)
◆脚色賞 ニコール・ホロフセナー、ジェフ・ウィッティ(ある女流作家の罪と罰)
◆ドキュメンタリー脚本賞 Bathtubs Over Broadway

【アメリカ撮影監督組合賞】
◆撮影賞 COLD WAR/あの歌、2つの心
◆スポットライト賞 泉の少女ナーメ

【アメリカ編集監督組合賞】
◆編集賞(ドラマ) ボヘミアン・ラプソディ
◆編集賞(コメディ) 女王陛下のお気に入り
◆編集賞(アニメーション) スパイダーマン:スパイダーバース
◆編集賞(ドキュメンタリー) Free Solo

【アメリカ美術監督組合賞】
◆美術賞(ピリオド) 女王陛下のお気に入り
◆美術賞(ファンタジー) ブラックパンサー
◆美術賞(コンテンポラリー) クレイジー・リッチ!
◆美術賞(アニメーション) 犬ヶ島

とまあ、こんな感じで、少しずつ調査をすすめてみたのですが、これっていくらやっても、なんか雲をつかむような作業に思えてきました。

こんな統計を重ねて果たして目指す目標に行きつくのか、だんだん不安になってきました。

それでも少し我慢しながら進めてみたのですが、一度モチベーションを欠いてしまったこともあり、やはり遅々としてすすみません、これじゃあいくらやっても、とてもラチがあくものではないと、だんだん気が付きました、これでは100年やっても多分ラチがあきそうにありません、自慢じゃありませんが、超のつくほどの面倒くさがり屋の自分です、こういう地道にコツコツ積み上げていくタイプの作業は自分には免疫も適正もなくて、すぐに飽きてしまいました。無理もありません、なにしろこちらは「コピペして即完成」主義者です。

この超便利なデジタル時代のことですから、なんかもっとスマートで簡単・迅速にできる方法だってきっとどこかに用意されているはずと、あれこれ考え探した結果、天啓のような素晴らしいアイデアに出会いました。

たまたま見ていたwowowの番組表に「第91回アカデミー賞 直前予想」というドンピシャな番組があるじゃないですか。それですよ、これ。それに放送日時と時間を確認したら、まさに今日のいまという感じです、あわててオンデマンドの画面を開きました。

先様がまるごと教えてくれると言っているんですから、なにもわざわざ苦労してコツコツ調べる必要なんかありません、それこそが無駄というもの、そんなこと天が許してもオレがゆるさないというやつです。

だいたいのところノミネートされている作品を見てもいないくせに予想なんぞを立てようするのがそもそもの暴挙なのです。
渡りに船とばかりにさっそくその番組「第91回アカデミー賞 直前予想」を見てみました。出演は、Variety副編集長のティム・グレイ、LA映画批評家協会員エイミー・ニコルソン、そして町山智浩の3人、話の進行は、「助演女優賞」「助演男優賞」「主演女優賞」「主演男優賞」「監督賞」「作品賞」の順で語られていましたが、このブログでは見やすさを考慮して通例どおり「作品賞」「監督賞」「主演男優賞」「主演女優賞」「助演男優賞」「助演女優賞」としますね。しかし、この表を作っていて感じたことですが、「助演男優賞」「助演女優賞」の受賞者を考え選ぶことが活力と巧緻の両面があって一番楽しいことに気が付きました。
(なお、番組内で語られた本命は◎、次点は△で表示しました)


◆作品賞
◎『ROMA/ローマ』
△『女王陛下のお気に入り』
△『グリーンブック』
『アリー/スター誕生』
『バイス』
『ブラックパンサー』
『ブラック・クランズマン』
『ボヘミアン・ラプソディ』
◆監督賞
◎アルフォンソ・キュアロン(『ROMA/ローマ』)
△スパイク・リー(『ブラック・クランズマン』)
△アダム・マッケイ(『バイス』)
ヨルゴス・ランティモス(『女王陛下のお気に入り』)
パヴェウ・パヴリコフスキ(COLD WAR/あの歌、2つの心)

◆主演男優賞
◎ラミ・マレック(『ボヘミアン・ラプソディ』)
△クリスチャン・ベール(『バイス』)
△ブラッドリー・クーパー(『アリー/スター誕生』)
ウィレム・デフォー(永遠の門 ゴッホの見た未来)
ヴィゴ・モーテンセン(『グリーンブック』)

◆主演女優賞
◎グレン・クローズ(『天才作家の妻 40年目の真実』)
△オリヴィア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』)
△レディー・ガガ(『アリー/スター誕生』)
ヤリツァ・アパリシオ(『ROMA/ローマ』)
メリッサ・マッカーシー(『Can You Ever Forgive Me?』原題)

◆助演男優賞
◎マハーシャラ・アリ(『グリーンブック』)
△リチャード・E・グラント(『ある女流作家の罪と罰』)
アダム・ドライヴァー(『ブラック・クランズマン』)
サム・エリオット(『アリー/スター誕生』)
サム・ロックウェル(『バイス』)

◆助演女優賞
◎レジーナ・キング(『ビール・ストリートの恋人たち』)
△エマ・ストーン(『女王陛下のお気に入り』)
△レイチェル・ワイズ(『女王陛下のお気に入り』)
△エイミー・アダムス(『バイス』)
マリーナ・デ・タビラ(『ROMA/ローマ』)


直前予想なので、まあ、こんなところでいいのではないかと。



by sentence2307 | 2019-02-21 09:28 | アカデミー賞 | Comments(0)
映画芸術科学アカデミーは1月21日、第91回アカデミー賞のノミネーションを発表しました。クメイル・ナンジアニとトレイシー・エリス・ロスのホストで発表イヴェントは進行しました。

是枝裕和監督の『万引き家族』が外国語映画部門で、また、細田守監督の『未来のミライ』がアニメ長編映画部門でノミネートされました。

『万引き家族は』アカデミー賞前哨戦として注目を集める第44回ロサンゼルス映画批評家協会賞で外国語映画賞に輝き、1月13日に発表となったパームスプリングス映画祭でも、外国語映画に贈られるFIPRECI賞(国際批評家連盟賞)を受賞しています。昨年12月に映画芸術科学アカデミーは、外国語映画賞の候補対象となる9作を選出しており、その中にはコロンビアの『Birds of Passage』、デンマークの『THE GUILTY/ギルティ』、ドイツの『Never Look Away』(原題)、カザフスタンの『Ayka』(原題)、レバノンの『Capernaum』、メキシコの『ROMA/ローマ』、ポーランドの『COLD WAR あの歌、2つの心』、韓国の『バーニング 劇場版』が対象作として挙げられていましたが、発表では『万引き家族は』のほかにレバノンの『Capernaum』、ポーランドの『COLD WAR あの歌、2つの心』、ドイツの『Never Look Away』(原題)、メキシコの『ROMA/ローマ』の5作品がノミネートされました。

また、長編アニメーション部門では細田守監督『未来のミライ』のほか『インクレディブル・ファミリー』、『犬ヶ島』『シュガー・ラッシュ:オンライン』『スパイダーマン:スパイダーバース』がノミネートを果たしました。

今年度作品賞候補は8本。アルフォンソ・キュアロン監督の『ROMA/ローマ』が作品、監督、主演女優、助演女優ほか最多10部門でノミネートされ、『女王陛下のお気に入り』が9部門10ノミネートを果たしました。

『ROMA/ローマ』は昨年9月にヴェネチア国際映画祭で最高賞の金獅子賞を受賞。モノクロ映像でキャストも無名ながら、ゴールデン・グローブ賞外国語映画賞ほか、前哨戦で健闘しています。

レディー・ガガの初主演作『アリー/スター誕生』は作品賞や主演女優賞、歌曲賞ほか8部門、ジョージ・W・ブッシュ政権のディック・チェイニー副大統領を描く『バイス』も作品、監督、主演男優、助演男優、助演女優ほか8部門でノミネートを獲得しました。

『ブラックパンサー』がアメコミ原作のヒーロー映画として初めて作品賞候補となったのをはじめ7部門でノミネートされ、スパイク・リー監督の『ブラック・クランズマン』が6部門ノミネートで続き、『ボヘミアン・ラプソディ』が作品賞、主演男優賞など5部門、『グリーンブック』も同じく5部門で候補になりましたが。

授賞式は2月25日(日本時間)、アメリカ・ロサンゼルスのドルビー・シアターで開催されるそうです。

そうそう、このノミネートから授賞式のあいだにいつも思っていて、いざ授賞式になってしまうと、すっかり忘れてしまうことのひとつに、「アカデミー賞」と「ゴールデン・グローブ賞」との相関関係ってよく言われているじゃないですか。

今年こそ、絶対検証してやるぞと思っています。ですので、今年1月7日に発表されたゴールデン・グローブ賞受賞作とノミネート作品を下の方に添付しておきました。


◆作品賞
『ブラックパンサー』
『ブラック・クランズマン』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『女王陛下のお気に入り』
『グリーンブック』
『ROMA/ローマ』
『アリー/スター誕生』
『バイス』

◆監督賞
ヨルゴス・ランティモス(『女王陛下のお気に入り』)
アルフォンソ・キュアロン(『ROMA/ローマ』)
スパイク・リー(『ブラック・クランズマン』)
アダム・マッケイ(『バイス』)
パヴェウ・パヴリコフスキ(COLD WAR/あの歌、2つの心)

◆主演男優賞
クリスチャン・ベイル(『バイス』)
ブラッドリー・クーパー(『アリー/スター誕生』)
ウィレム・デフォー(永遠の門 ゴッホの見た未来)
ラミ・マレック(『ボヘミアン・ラプソディ』)
ヴィゴ・モーテンセン(『グリーンブック』)

◆主演女優賞
ヤリツァ・アパリシオ(『ROMA/ローマ』)
グレン・クローズ(『天才作家の妻 40年目の真実』)
オリヴィア・コールマン(『女王陛下のお気に入り』)
レディー・ガガ(『アリー/スター誕生』)
メリッサ・マッカーシー(『Can You Ever Forgive Me?』原題)

◆助演男優賞
マハーシャラ・アリ(『グリーンブック』)
アダム・ドライヴァー(『ブラック・クランズマン』)
サム・エリオット(『アリー/スター誕生』)
リチャード・E・グラント(『Can You Ever Forgive Me?』原題)
サム・ロックウェル(『バイス』)

◆助演女優賞
エイミー・アダムス(『バイス』)
マリーナ・デ・タビラ(『ROMA/ローマ』)
レジーナ・キング(『ビール・ストリートの恋人たち』)
エマ・ストーン(『女王陛下のお気に入り』)
レイチェル・ワイズ(『女王陛下のお気に入り』)

◆オリジナル脚本賞
デボラ・デイヴィス、トニー・マクナマラ(『女王陛下のお気に入り』)
ポール・シュレイダー(『魂のゆくえ』)
ブライアン・ヘイズ・カリー、ピーター・ファレリー、ニック・ヴァレロンガ(『グリーンブック』)
アルフォンソ・キュアロン(『ROMA/ローマ』)
アダム・マッケイ(『バイス』)

◆脚色賞
ジョエル・コーエン、イーサン・コーエン(『バスターのバラード』)
バリー・ジェンキンス(『ビール・ストリートの恋人たち』)
ブラッドリー・クーパー、ウィル・フェッターズ、エリック・ロス(『アリー/スター誕生』)
ニコール・ホロフスナー、ジェフ・ウィッティ(『Can You Ever Forgive Me?』原題)
スパイク・リー、デヴィッド・ラビノウィッツ、チャーリー・ウォッチェル、ケヴィン・ウィルモット(『ブラック・クランズマン』)

◆撮影賞
ルーカス・ザル(『COLD WAR あの歌、2つの心』)
ロビー・ライアン(『女王陛下のお気に入り』)
カレブ・デシャネル(『Never Look Away』原題)
アルフォンソ・キュアロン(『ROMA/ローマ』)
マシュー・リバティーク(『アリー/スター誕生』)

◆編集賞
『ブラック・クランズマン』(バリー・アレクサンダー・ブラウン)
『ボヘミアン・ラプソディ』(ジョン・オットマン)
『女王陛下のお気に入り』(ヨルゴス・ランティモス)
『グリーンブック』(パトリック・J・ドン・ヴィト)
『バイス』(ハンク・コーウィン)

◆美術賞
『ブラックパンサー』
『女王陛下のお気に入り』
『ファースト・マン』
『メリー・ポピンズ リターンズ』
『ROMA/ローマ』

◆衣装デザイン賞
『バスターのバラード』
『ブラックパンサー』
『女王陛下のお気に入り』
『メリー・ポピンズ リターンズ』
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』

◆メイクアップ&ヘアスタイリング賞
『Border』(原題)
『ふたりの女王 メアリーとエリザベス』
『バイス』

◆視覚効果賞
『アベンジャーズ:インフィニティ・ウォー』
『プーと大人になった僕』
『ファースト・マン』
『レディ・プレイヤー1』
『ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー』

◆録音賞
『ブラックパンサー』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『ファースト・マン』
『ROMA/ローマ』
『アリー/スター誕生』

◆音響編集賞
『ブラックパンサー』
『ボヘミアン・ラプソディ』
『ファースト・マン』
『クワイエット・プレイス』
『ROMA/ローマ』

◆作曲賞
『ブラックパンサー』(ルドウィグ・ゴランソン)
『ブラック・クランズマン』(テレンス・ブランチャード)
『ビール・ストリートの恋人たち』(ニコラス・ブリテル)
『犬ヶ島』(アレクサンドル・デスプラ)
『メリー・ポピンズ リターンズ』(マーク・シャイマン)

◆歌曲賞
All the Stars(『ブラックパンサー』)
I’ll Fight(『RBG』原題)
The Place Where Lost Things Go(『メリー・ポピンズ』)
Shallow(『アリー/スター誕生』)
When a Cowboy Trades His Spurs for Wings(『バスターのバラード』)

◆長編アニメーション映画賞
『インクレディブル・ファミリー』
『犬ヶ島』
『未来のミライ』
『シュガー・ラッシュ:オンライン』
『スパイダーマン:スパイダーバース』

◆外国語映画賞
『Capernaum』(原題/レバノン)
『COLD WAR あの歌、2つの心』(ポーランド)
『Never Look Away』(英題/ドイツ)
『ROMA/ローマ』(メキシコ)
『万引き家族』(日本)

◆長編ドキュメンタリー賞
『Free Solo』(原題)
『Hale County This morning, This evening』(原題)
『Minding the Gap』(原題)
『Of fathers and sons』(原題)
『RBG』(原題)

◆短編ドキュメンタリー映画賞
Black Sheep
End Game
Lifeboat
A Night at the Garden
Period. End of Sentence.

◆短編実写賞
『Detainment』(原題)
『Fauve』(原題)
『Marguerite』(原題)
『Mother』(原題)
『Skin』(原題)

◆短編アニメーション映画賞
『Animal Behaviour』(原題)
『Bao』
『Late Afternoon』(原題)
『One Small Step』(原題)
『Weekends』(原題)







★ゴールデン・グローブ賞『ボヘミアン・ラプソディ』が作品賞&男優賞の2冠!
2019年1月7日 13時41分

ゴールデン・グローブ賞 The Golden Globe Awards
January 06, 2019 in Los Angeles

<ドラマ部門>

◆作品賞(☆は受賞、ほかノミネート、以下同)
☆ボヘミアン・ラプソディ(ブライアン・シンガー監督)
ブラック・パンサー(ライアン・クーグラー監督)
ブラック・クランズマン(スパイク・リー監督)
ビール・ストリートの恋人たち(バリー・ジェンキンス監督)
アリー スター誕生(ブラッドリー・クーパー監督)

◆主演男優賞
☆ラミ・マレック(ボヘミアン・ラプソディ)
ブラッドリー・クーパー(アリー スター誕生)
ウィレム・デフォー(永遠の門 ゴッホの見た未来)
ルーカス・ヘッジズ(ある少年の告白)
ジョン・デヴィッド・ワシントン(ブラック・クランズマン)

◆主演女優賞
☆グレン・クローズ(天才作家の妻 40年目の真実)
レディー・ガガ(アリー スター誕生)
ニコール・キッドマン(Destroyer)
メリッサ・マッカーシー(Can You Ever Forgive Me?)
ロザムンド・パイク(A Private War)


<ミュージカル/コメディ部門>

◆作品賞
☆グリーンブック(ピーター・ファレリー監督)
クレイジー・リッチ!(ジョン・M・チュウ監督)
女王陛下のお気に入り(ヨルゴス・ランティモス監督)
メリー・ポピンズ リターンズ(ロブ・マーシャル監督)
バイス(アダム・マッケイ監督)

◆主演男優賞
☆クリスチャン・ベール(バイス)
リン=マニュエル・ミランダ(メリー・ポピンズ リターンズ)
ヴィゴ・モーテンセン(グリーンブック)
ロバート・レッドフォード(The Old Man & the Gun)
ジョン・C・ライリー(Stan & Ollie)

◆主演女優賞
☆オリヴィア・コールマン(女王陛下のお気に入り)
エミリー・ブラント(メリー・ポピンズ リターンズ)
エルシー・フィッシャー(Eighth Grade)
シャーリズ・セロン(タリーと私の秘密の時間)
コンスタンス・ウー(クレイジー・リッチ!)

<共通部門>

◆監督賞
☆アルフォンソ・キュアロン(ROMA ローマ)
ブラッドリー・クーパー(アリー スター誕生)
ピーター・ファレリー(グリーンブック)
アダム・マッケイ(バイス)
スパイク・リー(ブラック・クランズマン)

◆助演男優賞
☆マハーシャラ・アリ(グリーンブック)
ティモシー・シャラメ(ビューティフル・ボーイ)
アダム・ドライヴァー(ブラック・クランズマン)
リチャード・E・グラント(Can You Ever Forgive Me?)
サム・ロックウェル(バイス)

◆助演女優賞
☆レジーナ・キング(ビール・ストリートの恋人たち)
エイミー・アダムス(バイス)
クレア・フォイ(ファースト・マン)
エマ・ストーン(女王陛下のお気に入り)
レイチェル・ワイズ(女王陛下のお気に入り)

◆脚本賞
☆グリーンブック
女王陛下のお気に入り
ビール・ストリートの恋人たち
ROMA ローマ
バイス

◆作曲賞
☆ファースト・マン
ブラックパンサー
犬ヶ島
メリー・ポピンズ リターンズ
クワイエット・プレイス

◆主題歌賞
☆「Shallow」(アリー スター誕生)
「All the Stars」(ブラック・パンサー)
「Girl in the Movies」(Dumplin')
「Requiem for a Private War」(A Private War)
「Revelation」(ある少年の告白)

◆アニメーション映画賞
☆スパイダーマン:スパイダーバース
インクレディブル・ファミリー
犬ヶ島
未来のミライ
シュガー・ラッシュ:オンライン

◆外国語映画賞
☆ROMA ローマ(メキシコ)
Capernaum(レバノン)
Girl(ベルギー)
Never Look Away(ドイツ)
万引き家族(日本)

◆セシル・B・デミル賞
☆ジェフ・ブリッジス




by sentence2307 | 2019-01-23 08:02 | アカデミー賞 | Comments(0)
2018(第91回)アカデミー賞 外国語映画賞87カ国 全エントリー作品

各国自信作の総結集です。各映画祭での受賞歴をみても錚々たる作品です。
こうしてみると、自分たちが見ている映画って、ほんの一部なんだなっていうことがよく分かりますね。


★アフガニスタン:Rona, Azim's Mother(釜山映画祭:出品)
★アルジェリア:Until the End of Time(ドバイ映画祭:出品)
★アルゼンチン:The Angel(カンヌ映画祭:出品、トロント映画祭:出品、チューリッヒ映画祭:出品、シッチェス映画祭:出品)
★アルメニア:Spitak(モスクワ映画祭:監督賞受賞)
★オーストラリア:Jirga(トロント映画祭:出品、シドニー映画祭:出品)
★オーストリア:The Waldheim Waltz(ベルリン映画祭:ドキュメンタリー映画賞受賞、シェフィールド・ドキュメンタリー映画祭:出品、ブエノスアイレス・インディペンデント映画祭:出品)
★バングラデシュ:No Bed of Roses(モスクワ映画祭:Kommersant Weekend賞受賞、上海映画祭:出品、釜山映画祭:出品、ヴァンクーヴァー映画祭:出品)
★ベラルーシ:Crystal Swan(カルロヴィヴァリ映画祭:出品)
★ベルギー:Girl(カンヌ映画祭:ある視点部門 国際映画批評家連盟賞他受賞、レザルクヨーロッパ映画祭:TitraFilm賞受賞、オデッサ映画祭:演技賞受賞、メルボルン映画祭:観客賞7位)
★ボリヴィア:The Goalkeeper
★ボスニア・ヘルツェゴヴィナ:Never Leave Me(ドバイ映画祭:出品、エディンバラ映画祭:出品)
★ブラジル:The Great Mystical Circus(カンヌ映画祭:出品)
★ブルガリア:Omnipresent(ゴールデン・ローズ賞:作品賞、主演男優賞、主演女優賞他受賞、ソフィア映画祭:国際映画批評家連盟賞受賞)
★カンボジア:Graves Without a Name(ヴェネチア映画祭:出品、テルライド映画祭:出品)
★カナダ:Family Ties
★チリ:And Suddenly the Dawn(モントリオール映画祭:グランプリ受賞)
★中国:Hidden Man(トロント映画祭:出品、ゴールデン・ホース映画祭:出品)
★コロンビア:Birds of Passage(モトヴン映画祭:国際映画批評家連盟受賞、カンヌ映画祭:出品、ロカルノ映画祭:出品、メルボルン映画祭:出品)
★コスタリカ:Medea(リマ・ラテンアメリカ映画祭:女優賞受賞、リオ映画祭:出品、ブエノスアイレス・インディペンデント映画祭:出品、ワルシャワ映画祭:出品)
★クロアチア:The Eighth Commissioner
★チェコ:Winter Flies(トロント映画祭:出品)
★デンマーク:The Guilty(サンダンス映画祭:ワールドシネマ部門観客賞受賞、シアトル映画祭:監督賞受賞、ロッテルダム映画祭:観客賞受賞、バルト映画祭:作品賞受賞)
★ドミニカ:Cocote(リスボン&エストリル映画祭:特別審査員賞受賞、ロカルノ映画祭:作品賞受賞、トロント国際映画祭:出品、マイアミ映画祭:出品)
★エクアドル:A Son of Man
★エジプト:Yomeddine(カンヌ映画祭:フランソワ・シャレ賞受賞)
★エストニア:Take It or Leave It
★フィンランド:ペット安楽死請負人Euthanizer(ユッシ賞:脚本賞、音楽賞受賞、ノルウェー映画祭:国際映画批評家連盟賞受賞、東京映画祭:脚本賞受賞、トロント映画祭:出品)
★フランス:Memoir of War(アングレーム映画祭:出品、ハイファ映画祭:出品、フランス映画祭(日本):出品)
★ジョージア:泉の少女ナーメNamme(東京映画祭:出品、タリン・ブラックナイト映画祭:出品、トビリシ映画祭:出品、ヨーテボリ映画祭:出品)
★ドイツ:Never Look Away(ヴェネチア映画祭:出品、トロント映画祭:出品)
★ギリシャ:Polyxeni(ギリシャ・アカデミー賞:主演女優賞、助演女優賞他受賞、ロサンゼルス・ギリシャ映画賞:作品賞、演技賞受賞、テトゥアン地中海映画祭:グランプリ受賞)
★香港:オペレーション・レッド・シーOperation Red Sea(北京学生映画祭:審査員賞受賞、長春映画祭:助演女優賞受賞)
★ハンガリー:Sunset(ヴェネチア国際映画祭:国際映画批評家連盟賞受賞、トロント映画祭:出品、ロンドン映画祭:出品、ミシュコルツ映画祭:出品)
★アイスランド:Woman at War(カンヌ映画祭:出品、トロント映画祭:出品、ロンドン映画祭:出品、シカゴ映画祭:出品)
★インド:Village Rockstars(インド映画賞:作品賞受賞、ロサンゼルス・インド映画祭:審査員賞受賞、ムンバイ映画祭:作品賞受賞、トロント映画祭:出品)
★インドネシア:Marlina the Murderer in Four Acts(アジア太平洋映画祭:撮影賞、特別賞受賞、アジア太平洋映画賞:監督賞候補、トロント映画祭:出品、ニューホライゾン映画祭:出品)
★イラン:No Date, No Signature(ヴェネチア映画祭:ホライゾン部門 監督賞、男優賞受賞、シカゴ映画祭:新人監督賞受賞、アジア太平洋映画賞:男優賞受賞、ブラチスラヴァ映画祭:男優賞受賞)
★イラク:The Journey(トロント映画祭:出品、ロンドン映画祭:出品、パームスプリングス映画祭:出品)
★イスラエル:彼が愛したケーキ職人The Cakemaker(イスラエル・アカデミー賞:作品賞、監督賞、主演女優賞他候補、エルサレム映画祭:編集賞、Lia Van Leer賞受賞、カルロヴィヴァリ映画祭:エキュメニカル審査員受賞、ロンドン映画祭:出品)
★イタリア:Dogman(カンヌ映画祭:男優賞受賞、イタリア映画ジャーナリスト賞:作品賞、監督賞、主演男優賞他受賞、エルサレム映画祭:国際映画賞受賞、トロント映画祭:出品)
★日本:万引き家族Shoplifters(カンヌ映画祭:パルムドール受賞、ミュンヘン映画祭:国際映画賞受賞、メルボルン映画祭:観客賞3位、トロント映画祭:出品)
★カザフスタン:Ayka(カンヌ映画祭:女優賞受賞、ベルゲン映画祭:Cinema Extraordinaire受賞)
★ケニア:Supa Modo(ベルリン映画祭:特別賞受賞、エディンバラ映画祭:特別賞受賞、チューリッヒ映画祭:出品、サンディエゴ映画祭:出品)
★コソヴォ:The Marriage(タリン・ブラックナイト映画祭:国際映画批評家連盟賞受賞、クリーヴランド映画祭:出品、ルッカ映画祭:出品、トランシルヴァニア映画祭:出品)
★ラトヴィア:To Be Continued
★レバノン:Capernaum(カンヌ映画祭:審査員賞受賞、メルボルン映画祭:ピープルズ・チョイス賞受賞、ノルウェー映画祭:観客賞受賞、サラエヴォ映画祭:観客賞受賞)
★リトアニア:Wonderful Losers: A Different World(リトアニア映画賞:観客賞、ドキュメンタリー映画賞、作曲賞受賞、ワルシャワ映画祭:ドキュメンタリー映画賞受賞、トリエステ映画祭:ドキュメンタリー映画賞受賞、ミンスク映画祭:グランプリ、観客賞受賞)
★ルクセンブルク:グッドランドGutland(トロント映画祭:出品、東京映画祭:出品、パームスプリングス映画祭:出品、アムステルダム映画祭:出品)
★マケドニア:Secret Ingredient(サンタバーバラ映画祭:国際映画賞受賞、テッサロニキ映画祭:観客賞受賞、ソフィア映画祭:特別賞受賞、オーバーニュ映画祭:作品賞受賞)
★マラウイ:The Road to Sunrise
★メキシコ:Roma(ヴェネチア映画祭:金獅子賞受賞、テルライド映画祭:出品、トロント映画祭:出品、ニューヨーク映画祭:出品)
★モンテネグロ:Iskra(モンテネグロ映画祭:出品、ベオグラード映画祭:出品)
★モロッコ:Burnout(ドバイ映画祭:出品)
★ネパール:Panchayat
★オランダ:The Resistance Banker
★ニュージーランド:Yellow is Forbidden
★ニジェール:The Wedding Ring(トロント映画祭:出品、ロンドン映画祭:出品、サンフランシスコ映画祭:出品、ブエノスアイレス映画祭:出品)
★ノルウェー:What Will People Say(アマンダ賞:作品賞、監督賞、主演男優賞、脚本賞受賞、トロント映画祭:出品、シアトル映画祭:出品、エジンバラ映画祭:出品)
★パキスタン:Cake
★パレスチナ:Ghost Hunting(ベルリン映画祭:ドキュメンタリー映画賞受賞、フィラデルフィア映画祭:出品、シアトル映画祭:出品、モスクワ映画祭:出品)
★パナマ:Ruben Blades Is Not My Name(サウス・バイ・サウスウエスト映画祭:観客賞受賞、ブエノスアイレス・インディペンデント映画祭:出品)
★パラグアイ:The Heiresses(ベルリン映画祭:国際映画批評家連盟賞受賞、サンセバスチャン映画祭:ラテンアメリカ映画賞受賞、シアトル映画祭:審査員特別賞受賞、グラマド映画祭:観客賞受賞)
★ペルー:Eternity(モントリオール・ファーストピープルズ映画祭:ドキュメンタリー映画賞受賞、グアダラハラ映画祭:出品、リマ・ラテンアメリカ映画祭:出品)
★フィリピン:Signal Rock(釜山映画祭:出品)
★ポーランド:Cold War(カンヌ映画祭:監督賞受賞、ポーランド映画祭:作品賞、編集賞、録音賞受賞、トロント映画祭:出品、テルライド映画祭:出品)
★ポルトガル:Pilgrimage(ポルトガル・アカデミー賞:衣装デザイン賞他受賞)
★ルーマニア:I Do Not Care If We Go Down in History as Barbarians(カルロヴィヴァリ映画祭:クリスタル・グローブ賞受賞)
★ロシア:ヒトラーと戦った22日間 Sobibor(カンヌ映画祭:出品)
★セルビア:Offenders(シカゴ映画祭:出品、ベオグラード映画祭:出品)
★シンガポール:Buffalo Boys(ファンタジア映画祭:出品、ニューヨーク・アジア映画祭:出品)
★スロヴァキア:The Interpreter(ベルリン映画祭:出品、エルサレム映画祭:出品)
★スロヴェニア:Ivan(スロヴェニア映画祭:作品賞、女優賞、脚本賞他受賞)
★南アフリカ:Sew the Winter to My Skin(トロント映画祭:出品)
★韓国:Burning(カンヌ映画祭:国際映画批評家連盟賞受賞、トロント映画祭:出品、ニューヨーク映画祭:出品、ロンドン映画祭:出品)
★スペイン:Champions(シアトル映画祭:出品)
★スウェーデン:Border(カンヌ映画祭:ある視点部門作品賞受賞、エルサレム映画祭:国際映画特別賞受賞、ミュンヘン映画祭:作品賞受賞、ノルウェー映画祭:批評家賞受賞)
★スイス:Eldorado(ベルリン映画祭:出品、香港映画祭:出品)
★台湾:大仏+ The Great Buddha +(アジア映画賞:録音賞受賞、ゴールデン・ホース映画賞:新人監督賞、脚色賞他受賞、台北映画祭:観客賞受賞、トロント映画祭:NETPAC賞受賞)
★タイ:Malila: The Farewell Flower(シンガポール映画祭:監督賞受賞、アジア映画賞:主演男優賞、新人監督賞受賞、釜山映画祭:出品、香港映画祭:出品)
★チュニジア:Beauty and the Dogs(ヴァリャドリッド映画祭:若手審査員賞受賞、カンヌ映画祭:出品、ロンドン映画祭:出品、シカゴ映画祭:出品)
★トルコ:The Wild Pear Tree(カンヌ映画祭:出品、エルサレム映画祭:出品、シドニー映画祭:出品、ニュージーランド映画祭:出品)
★ウクライナ:Donbass(カンヌ映画祭:ある視点部門監督賞受賞、ミュンヘン映画祭:出品、カルロヴィヴァリ映画祭:出品)
★イギリス: I Am Not a Witch(英国アカデミー賞新人賞受賞、インディペンデント・スピリット賞外国語映画賞候補、ロンドン映画批評家協会賞:ブレイクスルー映画人賞候補、英国インディペンデント映画賞:監督賞、新人監督賞受賞)
★ウルグアイ:A Twelve-Year Night(ベルリン映画祭:アルテ国際賞、特別賞受賞、ヴェネチア映画祭:出品)
★ヴェネズエラ:The Family(マイアミ映画祭:作品賞受賞、リマ・ラテンアメリカ映画祭:作品賞受賞、カンヌ映画祭:出品、シカゴ映画祭:出品)
★ヴェトナム:The Tailor(アジア太平洋映画祭:衣装デザイン賞受賞、ヨーテボリ映画祭:出品、釜山映画祭:出品)
★イエメン:10 Days Before the Wedding(ヨーテボリ映画祭:出品、釜山映画祭:出品)



(注)映画芸術科学アカデミーは10月8日、第90回アカデミー賞外国語映画賞部門エントリー作品を発表した。アカデミーは6月に世界各国に対し同部門への出品を依頼し、そのうち87カ国の作品がエントリー。マラウイ、ニジェールは初エントリーとなった。外国語映画賞は、外国語映画賞専門委員会でスクリーニングされ、投票により候補作品が5本決定されることになる。


◆ちなみに、第91回アカデミー賞のスケジュールは、こんな感じです。

2018年
11月18日(日)協会賞授賞式
2019年
1月 7日(月)ノミネーション投票開始
1月14日(月)ノミネーション投票締切
1月22日(火)ノミネーション発表
2月 4日(月)ノミニーズ・ランチョンパーティ
2月 9日(土)科学技術賞ディナー
2月12日(火)最終投票開始
2月19日(火)最終投票締切
2月24日(日)第91回アカデミー賞授賞式 (ハリウッド&ハイランドセンター、ドルビーシアター)

いくら何でも気が早すぎますが、あくまでウワサで、プレゼンターとして名前があがっているのは、
アリソン・ジャニー(アイ,トーニャ 史上最大のスキャンダル)
フランシス・マクドーマンド(スリー・ビルボード)
ゲイリー・オールドマン(ウィンストン・チャーチル ヒトラーから世界を救った男)
サム・ロックウェル(スリー・ビルボード)
だそうです。当然ながら各名前の末尾にはそれぞれ「?」が付されている状態です。



◆あっ、そうそう、スケジュールついでに、上記87カ国のエントリー作品のカッコ内に記載した映画祭のスケジュールも合わせて載せておきますね。アカデミー賞でノミネートを勝ち取るための前哨戦と位置づけられている重要なイヴェントです、こちらの方も目が離せませんよね。

2018年
5月 8日(火)カンヌ国際映画祭開幕
5月19日(土)カンヌ国際映画祭閉幕
8月29日(水)ヴェネチア国際映画祭開幕
9月6日(木)トロント国際映画祭開幕
9月8日(土)ヴェネチア国際映画祭閉幕
9月16日(日)トロント国際映画祭閉幕
10月18日(木)ゴッサム賞ノミネーション
10月31日(水)英国インディペンデント映画賞ノミネーション
11月4日(日)ハリウッド映画賞
11月10日(土)ヨーロッパ映画賞ノミネーション
11月16 日(火)インディペンデント・スピリット賞ノミネーション
11月26日(月)ゴッサム賞
11月27 日(火)ナショナル・ボード・オブ・レヴュー賞
11月29 日(木)ニューヨーク映画批評家協会賞
12月02日(日)英国インディペンデント映画賞
12月03日(月)アニー賞ノミネーション
12月04 日(火)アメリカ映画協会賞
12月06 日(木)ゴールデン・グローブ賞ノミネーション
12月10日(月)ブロードキャスト映画批評家協会賞ノミネーション
12月12日(水)アメリカ映画俳優組合賞ノミネーション
12月15日(土)ヨーロッパ映画賞

2019年
1月04日(金)アメリカ製作者組合賞ノミネーション
1月05 日(土)全米映画批評家協会賞
1月06 日(日)ゴールデン・グローブ賞
1月07 日(月)アメリカ脚本家組合賞ノミネーション
1月07 日(月)アメリカ編集監督組合賞ノミネーション
1月07 日(月)アメリカ美術監督組合賞ノミネーション
1月08日(火)アメリカ監督組合賞ノミネーション
1月08 日(火)アメリカ録音監督組合賞ノミネーション
1月09日(水)英国アカデミー賞ノミネーション
1月10 日(木)アメリカ衣装デザイナー組合賞ノミネーション
1月10 日(木)アメリカメイキャップアーティスト&ヘアスタイリスト組合賞ノミネーション
1月13 日(日)ブロードキャスト映画批評家協会賞
1月15 日(火)USCスクリプター賞ノミネーション
1月19 日(土)アメリカ製作者組合賞
1月22 日(木)第91回アカデミー賞ノミネーション発表
1月27 日(日)アメリカ映画俳優組合賞
2月1 日(金)アメリカ編集監督組合賞
2月2日(土) アメリカ監督組合賞
2月2 日(土)アメリカ美術監督組合賞
2月2 日(土)アニー賞
2月7 日(木)ベルリン国際映画祭開幕
2月9 日(土)USCスクリプター賞
2月10 日(日)英国アカデミー賞
2月16日(土)アメリカメイキャップアーティスト&ヘアスタイリスト組合賞
2月16日(土)アメリカ録音監督組合賞
2月17日(日)アメリカ脚本家組合賞
2月17 日(日)ベルリン国際映画祭閉幕
2月19日(火)アメリカ衣装デザイナー組合賞
2月23 日(土)インディペンデント・スピリット賞
2月24日(日)第91回アカデミー賞授賞式



by sentence2307 | 2018-10-10 13:39 | アカデミー賞 | Comments(0)